生物多様性について考えてみませんか?

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ページ番号1013467  更新日 2022年5月20日

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生物多様性とは

生物多様性自治体ネットワークロゴマーク

 地球には、3,000万種ともいわれる多様な生きものが暮らしており、お互いがつながりあい、支えあって生きています。生物多様性とは、多種多様な生きものが様々な環境の中でお互いにつながり影響しあって、個性豊かに生命を育んでいることです。私たちの暮らしは、食べ物や衣服、飲み水など、色々なかたちで生きものがもたらす恵みに支えられています。

 本市においても、全国186の地方公共団体が参画している生物多様性自治体ネットワークに参画し、生物多様性の保全や持続可能な利用に関する取り組みや成果について情報発信を行い、目標の達成に向けた取り組みを行っています。

生物多様性の危機

イラスト:泣くおぶちゃん

 私たち人間の活動は時として生物多様性に負の影響を与えています。その結果、多くのいきものが絶滅し、約38億年という長い時間をかけてつくられた生物多様性を数百年という極めて短い時間で損なおうとしています。

 愛知県においても生物の生息生育空間の減少が進み、約1,300種類の動植物が「レッドデータブックあいち」に掲載されています。

大府市の特徴と取組

イラスト:テレビ・部屋の電気を消す

 大府市は生物多様性ネットワークへの参加や公共施設・道路の整備、河川・ため池の保全など計画的に環境整備を行うことにより、生物多様性の保全を進めています。また専門家や市民などの協力を得ながら、いきもの観察会や水生生物調査を開催し、定期的な情報収集や人材育成に取り組んでいます。

 しかし今後、宅地化などの進展で、農地やため池など豊かな自然や貴重な動植物の減少が懸念され、少子高齢化により自然環境保全のボランティアの担い手不足が予想されます。

将来の目標

 大府市では生物多様性を保全するため、自然環境の適切な保全・維持管理、身近な公園や緑地の整備などを行うことで人と自然がふれあい共生するまちを目指しています。また生物多様性の理解を深め、自然環境保全に取り組む市民や事業者、国や県など多様な主体と連携し、生物多様性の保全を進めていきます。

5月22日は「国際生物多様性の日」です

植木鉢を持っているおぶちゃんのイラスト

 国連では、生物多様性を理解するきっかけとして「国際生物多様性の日」である5月22日の午前10時(各国現地時間)に世界中で植樹活動を行っています。この活動は、緑が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を表現し、「グリーンウェイブ」と呼ばれています。家庭や学校、職場などで植樹を行い、生物多様性の大切さについて考えてみましょう。

関連リンク

イラスト:エコおぶちゃん

このページに関するお問い合わせ

市民協働部 環境課
電話:0562-45-6223
ファクス:0562-47-9996
市民協働部 環境課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。