厚生文教委員情報交換会(大府市健康づくり推進員協議会) 令和4年12月2日

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ページ番号1025558  更新日 2022年12月14日

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 令和4年度のテーマ活動「健康づくり」について、市民の意見を聴くため、令和4年12月2日に健康づくり推進員協議会の皆様と情報交換会を行いました。また、この情報交換会を経て、同日、委員意見交換会を行いました。

「健康づくり」について

健康づくり推進員協議会との情報交換会

 健康づくり推進員協議会との情報交換会では、次の4つの質問事項を基に情報交換を行った。

健康づくりの魅力と、健康づくり推進員になられた理由について、お聞かせください。

  • 至学館大学で開催されていた「おおぶ元気創造大学」に参加し、推進員になった。
  • 知人の紹介がきっかけで推進員になろうと思った。
  • 国立長寿医療研究センターの検査対象者となったのがきっかけとなり、健康について関心を持つようになった。
  • 余暇時間を有意義に過ごすため、健康づくり推進員協議会に貢献したいと思った。
  • コロナ禍前で他市との交流会があったころは、他市の取組を勉強する機会があり、健康づくりに関する知識を学ぶことができた。また、多くの人と交流できることが魅力である。
  • 健康づくりの活動をする中で多くの方と協力し合いながら、健康づくりをすることが魅力だと感じている。

10年前と比べて、健康づくりにおける意識の変化として、どのようなことが挙げられますか。また、近年、新型コロナウイルス感染症の影響がある中で、健康づくりにおける意識に変化はありましたか。

  • コロナ禍になったことにより、ほとんどの事業が中止になったため、推進員同士ですらコミュニケーションが取りづらくなった。
  • 10年前は、元気も体力も十分あったため、「健康づくり」を意識する機会が少なかった。しかし、コロナ禍になってから外出制限や団体活動を自粛していたこともあり、体力の衰えを感じることがあった。
  • 10年前と比べて「フレイル」や「ロコモティブシンドローム」などの言葉が広まってきており、老化や認知症予防の取組に関心がある人が増えたように感じる。
  • コロナ禍で人との交流が激減したが、SNS等のツールを使用しての交流方法を学ぶきっかけとなった。ただ、対面で会うということが健康づくりには大切だと思う。

市民が健康づくりに取り組むために、必要なことは何だと思いますか。

  • 本人の自覚が大切である。また、身近な人同士の声掛けも大切である。
  • 興味を持ってもらうことが大事なので、広報の仕方に工夫が必要だと考えている。健康づくりに必要な情報を見える化し、市民により伝わりやすくなるように情報を発信したい。
  • 外出を避けてしまう方が増えているため、広報活動や周りへの声掛けをしていくことが必要と感じている。
  • PRをしても、結局興味がある人が見るだけになるかもしれないが、まずは、健康づくりに興味を持ってもらうため、意識付けのきっかけとなることにもっと取り組む必要がある。

今後、健康づくり推進員として積極的に行いたい活動や事業はありますか。

  • ウォーキングをすることで大府市のすばらしさを新たに発見することができたため、今後もウォーキングに励んでいきたい。
  • 市民にウォーキングのすばらしさを発信していきたいと思うが、イベントの対象者として、どの年代を想定するのかによって、開催日時等を配慮して設定する必要があるので注意しないといけない。
  • 自分が住んでいる地区では、コミュニティの体操部会が地域に密着した活動をしているため、今後、コミュニティから依頼があれば、協力体制を構築できるようにしていきたい。
  • 市民に向けて、足指力測定、ロコモ予防講座等の健康づくり事業を発信していきたい。

大府市への反映・所感

 情報交換会を経て、同日に意見交換会を行った。その際、以下のような意見が各委員から述べられた。

  • 推進員さんは、コロナ禍で活動する中で参加者を増やせない、周知ができていない、活動を広げていけないところに課題を感じていた。
  • 「年齢とともに健康維持の大切さを認識した」と言われていたが、健康を意識していない現役世代に意識してもらうきっかけづくりが必要ではないか。
  • イベントに楽しみがあると参加しやすく、人が集まる。人が集まれば、コミュニケーションや世代間交流が生まれ、さらに、イベントの継続につながるのではないか。
  • 世代に応じた健康づくりの取組方法を考えないといけないのではないか。
  • 健康づくりの極意は、フレイルを構成する三要素にあるのではないか。三要素として、「身体的な衰え」、「心理・精神的な衰え」、「社会性の衰え」があるが、裏返せば、それが健康づくりに必要なものになっている。

 活発な情報交換や、委員同士の意見交換を行うことができ、貴重な御時間をいただいた健康づくり推進員協議会の会長を始め、役員の皆様に深く感謝を申し上げる。今後も他の事例なども参考としつつ、調査研究活動を進めていく。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
電話:0562-45-6251
ファクス:0562-47-5030
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