総務委員情報交換会(大府市スポーツ協会) 令和6年8月2日

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ページ番号1032599  更新日 2024年10月1日

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 令和6年度の総務委員会は、「健康都市おおぶのスポーツ振興について」をテーマに調査研究を進めています。令和6年8月2日、本市のスポーツ振興について重要な役割を担っている大府市スポーツ協会と情報交換会を行いました。また、この情報交換会を経て、9月6日に委員意見交換会を行いました。

※大府市スポーツ協会は、体育・スポーツ及びレクレーション活動の指導奨励、各種スポーツ大会・講習会の開催、体育部門の強化発展などの事業を行うとともに、本市の指定管理者として、体育施設(メディアス体育館おおぶ、横根グラウンド等)の管理運営を行っている。

健康都市おおぶのスポーツ振興について

大府市スポーツ協会との情報交換会

現状と課題

  • 施設予約について、市民・団体が希望の日程で予約が取りにくい状況となっている。
  • メディアス体育館では、メインアリーナの床や照明制御システムなど、設備の経年劣化が進んでいる。
  • 本市におけるスポーツ施設全般の老朽化が進んでおり、また、今後の維持のための修繕費用の増加も見込まれている。
  • 市全体の課題として、中学生の部活動地域移行も相まって、指導者が不足している。
  •  スポーツ施設を充実することによってスポーツ振興につながるものと考えている。

大府市への反映・所感

 情報交換会を経て、9月6日に意見交換会を行った。その際、以下のような意見が各委員から述べられた。

  •  施設利用時における夏季や冬季の空調費用について、使用基準の明確化が必要である。本市のスポーツの振興の観点から、施設の有効利用のための何らかの対策が必要である。
  • メディアス体育館、各学校の体育館において、空調使用料が高すぎるとの意見がある。また、本市の学校体育館には、全て空調が整備されているが、長期休業中などにおける活用が十分なされていない。
  • 指導者の確保が難しい現状ではあるが、指導者は誰でもいいわけではない。技術だけの指導ではなく、人間づくりや心づくりを大切にしている指導者が望ましい。また、ボランティア指導者、職業指導者については、更なる議論が必要である。
  • 市民がスポーツに取り組むきっかけづくりが重要である。
  • 施設の維持管理については、スポーツ施設に特化した「ストック適正化整備計画」等の実効性の高い計画が必要であると考える。
  • 教育委員会との連携を強化し、例えば学校体育施設の管理運営の所管を文化スポーツ交流課に移して指定管理施設とするなど、施設不足を補う一助とできないか、議論が必要である。
  • 既存の指定管理施設の維持管理について、市と指定管理者で確認と見直しを検討する必要があると考える。
  • 以前、スポーツ施設を拡充する意見の一つに、新しい施設として芝生のサッカー場を備えた総合陸上競技場を希望する声が挙がっていた。今の利用状況を考えると、多目的に使える大型の体育館のほうが需要があると考えられるが、老朽化した本市のスポーツ施設の維持管理とのバランスも踏まえ、施設の在り方について調査が必要であると考える。

 活発な情報交換や、委員間討議を行うことができ、貴重な御時間をいただいた大府市スポーツ協会に深く感謝を申し上げます。今後は、他の事例なども参考にしつつ、調査研究活動を進めていきます。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
電話:0562-45-6251
ファクス:0562-47-5030
議会事務局 議事課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。