「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書を締結しました

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1023134  更新日 2022年4月12日

印刷大きな文字で印刷

「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書の締結

覚書締結式の概要

覚書締結式の様子

 大府市は、子どもの近視予防のための取り組み支援や効果的な啓発を行うことを目的として、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局および国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と、「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書を締結しました。

  • 日時  令和4年4月5日(火曜) 午後2時から午後2時30分
  • 場所  大府市役所3階庁議室
  • 出席者 ロート製薬株式会社 取締役CCO 檜山 敦
        株式会社スギ薬局 DX戦略本部本部長兼社長室長 森永 和也
        国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院
                    医学系研究科眼科学教授 西口 康二
        大府市長 岡村 秀人 ほか
  • 覚書の内容 4者が相互に連携及び協力することにより、子どもの近視予防施策の推進を図ることを目的に、それぞれの役割分担、成果物の取扱い、個人情報の取扱い、秘密の保持などについての合意事項をまとめました。

プロジェクト立ち上げの背景

 子どもの視力低下は深刻な社会課題となっています。近視になるのが早いほど、将来近視が強くなる傾向にあり(※1)、近視が強いほど将来失明につながる眼疾患のリスクが高まる(※2)とも言われています。近視の増加には遺伝要因もありますが、近年は屋外活動の減少、近業作業の増加、就寝時間の変化など環境要因の影響が大きいと言われています。なお、成長段階にある子どもの頃が最も近視が進みやすく、この時期の重点的な予防・対策が重要です。
 このような背景の下、大府市では、「健康都市おおぶ」の先駆的な取り組みとして、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局および名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室の協力の下、「大府市子どもの近視予防プロジェクト」を立ち上げ、子どもの近視予防のための取り組み支援や効果的な啓発に取り組むこととしました。

※1:参考文献 Chua SY, et al. Ophthalmic Physiol Opt. 2016.
※2:参考文献 Flitcroft DI. Prog Retin Eye Res. 2012.

今後の取組

(1)親子を対象とした取組支援
 市内在住の小学1~3年生とその保護者から希望者を募り(100組程度)、専門的な目の測定や講演会、SNSによる情報提供、チェックシートを用いた取組支援などを実施します。
  4月中旬 参加者募集開始
  5月下旬 参加者決定
  6月中旬 事業説明会、眼科医・ORT(視能訓練士)による専門的な測定会、セミナー
  6月~1月 チェックシートによる取組支援、SNSによる情報提供等を実施
  2月中旬 事業報告会、眼科医・ORTによる専門的な測定会、セミナー などを予定

(2)イベントや各種媒体による市民への啓発
 上記(1)の参加者以外にも、広く情報提供を行い、近視予防を啓発します。
  ・市内スギ薬局店舗内やスギ薬局主催イベント等で啓発を実施
  ・目の愛護デーに合わせ、保育園・小中学校等にリーフレットを配布
  ・広報の特集記事やウェブサイトへの啓発記事の掲載 などを予定

このページに関するお問い合わせ

健康未来部 健康未来政策課
電話:0562-85-3232
ファクス:0562-47-7320
健康未来部 健康未来政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。