広島の被爆樹木二世アオギリ
大府市では、平成28年9月に行った平和都市宣言を記念して、平和首長会議から配布された広島の被爆樹木二世アオギリを市役所市民健康広場に植樹しました。
1945年8月6日午前8時15分、1発の原子爆弾により広島のまちは廃墟と化し、その年の暮れまでに14万人もの市民が亡くなりました。
被爆樹木二世アオギリの親木は、爆心地から1,300メートルの距離にある旧広島逓信局(広島市中区東白島町)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が原爆の熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、広島市民に生きる勇気と希望を与えました。1973年には、平和記念公園内に移植され、今も成長を続けています。
配布された被爆樹木二世アオギリは、この生き残った親木の種から発芽したものです。
大府市では、平和のシンボルとも呼べるこの被爆樹木二世アオギリを大切に育て、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願い、訴え掛けていきます。

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