ぶどう狩り(長根町)
これは、昭和47年に撮影されたぶどう狩りの様子です。大府では、桃・みかん・ぶどう・りんご・梅などの果樹栽培が、伝統的に存在していましたが、戦後に主流となったのは、みかん・ぶどう・日本なしです。特にぶどう栽培は、4年という比較的に短い年数で、経済樹齢に達するうえに価格も高いこともあり、また愛知用水の通水などの要因も加わり急成長しました。
そうした中で、長根山を中心とした観光ぶどう狩りは、昭和39年7月に始まりました。初年度は、組合員22人、開放面積10ヘクタール、入園者1万5000人でした。以後ぶどう狩りは、規模の拡大が進行し、マイカーの普及とレジャー観光熱の高まりの時期が一致したことや種なしぶどうの普及などがあり、大府の観光の目玉の一つとなりました。
今年(2008年(平成20年))の長根山ぶどう狩り(巨峰)は、8月23日(土曜)から9月17日(水曜)までです。
(広報おおぶ/2008年8月15日号掲載)
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