大倉公園(桃山町)

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ページ番号1003337  更新日 2018年10月25日

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大倉公園(桃山町)


 これは、大正10年に建てられた大倉和親氏の別荘のかや葺き門の写真です。大府と大倉和親氏との関わりは明治の末期、父孫兵衛氏が陶器の製造工場用地として、大府の立地に着目し、御料林の払い下げを受けたことに始まります。しかし、購入した土地には、工場が建設されることはなく、かわって桃園ができ、地域の住民の目を楽しませるところとなりました。そして、桃の花に囲まれたこの地に、大倉和親氏は憩いを求めて別荘を建てました。昭和に入って、桃が衰退したころに区画整理事業を行って、住宅分譲地にし、戦後は丘陵の一部を農地解放しました。
 そして、大府市が市制10周年の昭和55年に当時の大倉別荘を買収、整備し、現在の大倉公園となりました。その際、大倉別荘の門は、地元住民の要望により、そのまま残され、現在公園内にあるかや葺き門の場所に移築されました。

(広報おおぶ/2008年5月15日号掲載)
 

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