基本方針策定の主旨

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ページ番号1003094  更新日 2018年10月30日

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社会環境への対応

 少子・高齢化社会や国際化が急速に進み、一方で障がいのある方が社会参画のできる環境整備も求められている中で、今後は、身体的状況、年齢、性別、国籍等を問わず、すべての人が、人格と個性を尊重され、自由に社会に参画し、生き生きと安全で豊かに暮らせるよう、生活環境をハード・ソフトの両面から改善することが大きな課題であります。
 この課題を解決するには、ユニバーサルデザインの、「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」という考え方に基づいた社会を築くことが必要であり、そのことが健康都市の実現に寄与するものと考えられます。
 これまでの施設整備は、例えば横断歩道橋のように、どちらかというと健常者を対象とした整備を主に行ってきましたが、ノーマライゼーションの理念が背景となって、障がいのある方も自由に社会参画ができるような社会の実現が課題となり、さまざまな取組がされてきています。

ユニバーサルデザインの考え方の必要性

 大府市が掲げている「健康都市」とは、市民一人ひとりが心身ともに健康であると同時に、地域全体・都市そのものが健康である状態を指しています。このため大府市は市民一人ひとりの健康を支援するとともに、地域・都市全体の向上を目指します。そして健康という文化を持ったまちづくりに努めています。
 一人ひとりの市民が健康であるためには、家族・地域などの理解と協力、さらに健康であるための活動の場、すなわち都市空間が豊かであることを必要とします。
 市民・家庭及び地域の健康づくりを支援するためいろいろな施策を展開し、これにより健康都市を実現していくため、市民・民間団体、事業者、行政がそれぞれの役割を果たしていく基本的な方針を定める必要があると考えています。
 そのためには、「すべての人にとって、できる限り利用可能であるように、製品、建物、環境をデザインすること」と定義されたユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、市民の方の積極的な参画を図ることが重要だと考えています。
 これまでの取組は、建築物、公園、住宅などの単体での整備が主なものでしたが、今後は施設相互の関連性や道路、交通機関などの移動経路を考慮した一体的・連続的な環境としてとらえるまちづくりに視点をおいてソフト・ハード両面の充実を進めていく必要があります。
 本市では、これまでの事務・事業を継続していく上でユニバーサルデザインの考え方により見直し、だれでもより利用しやすくなるよう内容の充実を図ってまいります。

ユニバーサルデザインによる健康都市づくりのイメージ

ユニバーサルデザインによる健康都市づくりのイメージ

大府市ユニバーサルデザイン基本方針の位置づけ

大府市ユニバーサルデザイン基本方針の位置づけ

このページに関するお問い合わせ

都市整備部 都市政策課
計画地域交通係 電話:0562-45-6221
区画整理係 電話:0562-85-3891
建築指導係 電話:0562-45-6314
ファクス:0562-47-3347

都市整備部 都市政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。