大府市ユニバーサルデザイン基本方針

　近年、全国的な社会現象であります少子高齢化や国際化は、大府市においても例外ではなく、その傾向にあります。
　人々が持つ特性や価値観、ライフスタイルは多様化してきていますが、生きがいや活力のある快適な生活を求めることは共通な思いです。
　人の能力や個性はそれぞれ異なり、加齢による身体能力の衰え、病気・けがなどによる不自由さは、誰もがごく普通に経験することと認識することが大切であります。
　本市では、これまで高齢者や障がい者の方に対して「人にやさしい街づくり」の考え方により、障壁を除去すること、「バリアフリー」に取り組んでまいりました。
　ユニバーサルデザインは、バリアフリーと比較すると「障壁をなくす」という目標は共通しますが、「はじめから、すべての人に」という一歩進んだ考え方があります。
　さらに視野を広め、年齢、性別、身体、国籍など様々な個性や属性をもった人々が社会を構成していく事実を認め、大府市に住む人も、訪れる人も、すべての人が利用しやすい、すべての人に配慮したまちづくり、ものづくりを行っていくため、ユニバーサルデザインの概念に基づいたまちづくりを、市民の皆様と取り組んでいく必要があります。
　この基本方針は、ユニバーサルデザインによるまちづくりを実現することを目的とし、その考え方を市の施策・事業の中に取り入れ、計画的に実施していくための行動指針として策定しました。
　結びにあたり、本基本方針策定に対して熱心にご審議いただいた大府市ユニバーサルデザイン基本方針策定委員会委員の皆様に多大なご協力をいただきましたことを、心からお礼を申し上げます。
平成21年3月

関連リンク

• ユニバーサルデザインとは
• 基本方針策定の背景
• 基本方針策定の主旨
• 基本方針の目指す姿
• 実現に向けた推進方策
• 推進に向けて
• 結び
• 資料／人口（大府市ユニバーサルデザイン基本方針）
• 資料／実績（大府市ユニバーサルデザイン基本方針）
• 資料／法律（大府市ユニバーサルデザイン基本方針）
• 資料／名簿（大府市ユニバーサルデザイン基本方針）