12月1日号 打田しづかさん
プロフィール
大府市出身で、神田小、大府中を卒業後、岡崎城西高に入学。高校3年生の時に全国高校総体シングルス・ダブルス準優勝。2008年から日本ユニシスに所属し、2013年、ヨネックスオープンジャパンで準優勝。2014年3月、市スポーツ功労者表彰を受賞しました。
バドミントンに愛情を注ぐ。
小学4年生から実業団チームまでの18年間、選手としてバドミントンに情熱を注いできた打田しづかさん。広報おおぶ2007年10月1日号では、高校3年生の打田さんにインターハイのシングルスとダブルスで準優勝したことについてインタビューした記事を掲載しました。
日本ユニシス所属時代に出場した2013年ヨネックスオープンジャパンでは、準決勝で2011年世界選手権金メダリストの王儀涵選手(中国)を破る金星をあげて、決勝進出。決勝では山口茜選手に惜しくも敗れましたが準優勝に輝きました。広報おおぶ2014年4月1日号では「決勝で負けたことは悔しいですが、強豪選手を相手にいい試合をして、決勝まで勝ち残れたことは自信になります」と悔しさと満足感の入り混じった思いを語りました。打田さんは、その輝かしい功績から、2014年3月に市スポーツ功労者表彰を受賞。
バドミントンを始めたきっかけを聞くと「母が友人にファミリーバドミントンに誘われ、一緒について行ったのがきっかけです。当時は、遊び感覚だったので、本格的にバドミントンを始めたのは、はりーあっぷジュニアに入団した小学4年生の時です」と話します。はりーあっぷジュニアが、結成されたのもこの時で、打田さんは1期生にあたります。
小・中学校時代、バドミントンに打ち込んできた打田さんにとっての思い出の場所は、たくさんの汗を流してきた市民体育館(現在:メディアス体育館おおぶ)、体育センターと話します。一番印象に残っている試合は「インターハイで、団体・シングルス・ダブルスと連戦が続き、初めて試合中に足が動かなくなったことを覚えています」と語り、後にも先にもこの経験はなかったそうです。
「大府はバドミントンが盛んで、部活でできることが幸せなことです。バドミントンをしたことがない子も気軽に始められることに魅力を感じます」と、遠征などで全国津々浦々を巡ったからこそ分かる、スポーツのまち大府の良さを語ります。
バドミントン一筋で貫き通すことができた理由を聞くと「練習はきつかったけれど、それを超えるくらいの楽しさがありました」と、バドミントンへの愛情を話します。そんな打田さんは2016年に引退後、月に数回バドミントンの講習会や、お世話になったはりーあっぷなどで練習のお手伝いをしているそうです。
「大府から世界で活躍する子が生まれるように願い、応援しています」。そう口にした打田さんからは、気に掛けている子どもたちの将来を楽しみにしているように感じます。
「たくさんの方にお世話になり、感謝しています。バドミントン界が盛り上がるように、できることからお手伝いし、頑張っているプレーヤーの皆さんを応援しています」。打田さんは最後に感謝の気持ちと現役選手たちの活躍を願うメッセージを残しました。
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日本ユニシス所属時代
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平成26年小中学校バドミントン教室の様子
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