ごみ・リサイクル・環境 よくある質問

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ページ番号1001352  更新日 2018年10月22日

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質問古着を外国の難民に送り活用してもらう制度について

回答

 大府市および大府市国際交流協会では、現在古着を回収して外国の難民に送ることはしておりません。主な理由としては、古着を送ることが送り先の国に良い影響を与えるとは言えないことがあるからです。外国から、無料で衣類がその国民に配られると、その国で、衣料品に関連した産業に従事している人にとって大きな打撃となります。そのため、国によっては、国内産業の保護のために、関税をかけることもあります。古着を外国に送るという目的を達成するため、関税を支払い、輸送費を負担すると、その国の産業の健全な発展を妨げる上に、多くの資金を必要とすることになりかねません。

 確かに、想像を絶するような大災害が発生し、着る物がなく、緊急で必要とすることは、国の内外を問わずあることは否定できません。その時も、いったいどうするのがその国の人たちのためになるのかを考えることが必要と考えております。外国に住む人の役に立ちたいという「国際協力」は相手のためになることで、自分ができることをすることとよく言われます。相手のためになにが役に立つのかは、その国のおかれた状況によって異なり、ある程度の調査が必要です。

 外国の難民のためになにかをしたいというお気持ちがあれば、ざまざまな国際協力活動を使命としたNPOもあります。そうしたところにおたずねになるのも一つの方法かと存じます。私たちの生活は、海外と深くつながっており、そうした国ぐにの発展が、日本国内での平和や繁栄に深くかかわっています。どうか、今後も国際社会に関心をお持ちください。

このページに関するお問い合わせ

市民協働部 文化スポーツ交流課
文化振興係・多文化交流係 電話:0562-45-6266
スポーツ推進係 電話:0562-45-6233
ファクス:0562-47-7320
市民協働部 文化スポーツ交流課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。