第87回全国都市問題会議

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ページ番号1037093  更新日 2025年10月10日

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第87回全国都市問題会議の様子

 9日および10日の両日、宇都宮市のライトキューブ宇都宮において開催された第87回全国都市問題会議に、市の首長として参加いたしました。
 本会議は「成熟社会の都市のかたち~コンパクトで持続可能なまちづくり~」をテーマに、人口減少や超高齢化といった課題に直面する我が国の都市が、持続可能な社会をどのように構築していくべきかについて、先進的な取組事例や専門的な知見を共有する場として開催されたものです。
 初日は、主催者を代表して全国市長会の松井会長による開催の挨拶の後、京都大学名誉教授の広井良典氏による基調講演「人口減少・成熟時代の都市とまちづくり」が行われました。続いて、開催地である宇都宮市の佐藤市長より「人口減少社会に対応する都市の構造改革~100年先も発展できる『ネットワーク型コンパクトシティ』の形成~」と題する主報告がありました。
 さらに、東洋大学国際PPP研究所の南学氏による「『縮充』発想による公共施設マネジメント」、高松市の大西市長による「都市縮小時代の持続可能なまちづくり~人がつどい未来に躍動する世界都市・高松~」、早稲田大学の森本章倫教授による「次世代交通とコンパクトで持続可能なまちづくり」と題した一般報告も行われ、各都市の具体的な取り組みや専門的視点からの提言が示されました。
 2日目には、埼玉大学の内田奈芳美教授をコーディネーターとし、米子市の伊木市長、室蘭市企画財政部の髙橋知規部長(室蘭市長代理)、民間交通事業者である吉田元氏(みちのりホールディングス代表取締役グループCEO)、まちなか広場研究所の山下裕子氏らによるパネルディスカッションが行われました。それぞれの立場から、地域交通、官民連携、市民参加といった多角的な視点による意見交換がなされ、大変有意義な議論が展開されました。
 最後に、次期開催地である山形市の佐藤市長による歓迎挨拶、続いて日本都市センターの大西理事長(高松市長)による閉会挨拶があり、盛会のうちに幕を閉じました。
 本会議を通じて、人口減少時代における都市のあり方について、実践的な事例と理論的知見の双方から多くの学びを得ることができました。今後の本市における持続可能な都市経営に向けて、得られた知見を最大限に活かしてまいりたいと考えております。

このページに関するお問い合わせ

企画政策部 秘書室
電話:0562-45-6211
ファクス:0562-47-3070 
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