がん検診
大府市では、保健センターで実施する集団検診にて胃がん(胃部X線透視撮影)・子宮頸がん・乳がん・大腸がん・前立腺がん検診及び胃がんハイリスク検診を、医療・検査機関で実施する個別検診にて胃がん(胃部X線透視撮影又は胃内視鏡検診)・子宮頸がん・乳がん検診を実施しています。
※すべての検診には「デメリット」があります。がんが見つけにくい場合や形、大きさをしている場合には発見できないことがあり、検査の精度は100%ではありません。また、がんでなくても「要精検」と判定される場合もあります。しかし、がん検診はこれらの低い確率で起こるデメリットよりもがんで亡くなることを防ぐメリットが大きいことが証明されています。検診を受け続けることにより、がんを発見できる確率は高まり、がんによる死亡を回避する可能性も高くなりますので、定期的に検診を受診するようにしましょう。
※検診を受けるにあたり、常備薬の服用について不安がある場合は事前にかかりつけ医に問い合わせをしたうえでご受診ください。
胃がん検診(胃部X線透視撮影)
- 受診料:1,000円
- 検査方法:胃部エックス線透視撮影(レントゲンによる検査)
- 実施方法:集団検診、個別検診(いずれかを選択)
- 注意事項:食事制限があります。検査前日の夜9時以降に食事をされた場合は検査ができません。
- 受診できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 普段の血圧が最高血圧180ミリメートルエイチジ―、最低血圧110ミリメートルエイチジ―以上の方
- 食事の際にむせる等、飲み込みに不安のある方
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方
- 過去にバリウム検査でアレルギー症状の既往がある方
- 今までに腸疾患(腸閉塞、腸ねん転、クローン病等)の治療を受けたことがある方
- 食道・胃・小腸・大腸・肝臓・すい臓・胆のう等の手術をして1年以内または経過観察中の方
- 麻痺や運動障害があり、自力で体位変換ができない方
- 大腸検査で憩室炎または、憩室があると診断された方(検査後に憩室炎を起こす可能性があります)
- 過去1年以内に回復手術や整形外科の手術をしている方
- 過去1年以内に心筋梗塞や脳梗塞等の疾患を発症している方
- 過去2カ月以内に大腸ポリープの切除をされた方
- 胃、十二指腸の治療中または経過観察中の方
- 腎臓病の人工透析等や心臓疾患のため水分制限をされている方
- 認知症と診断を受けている方
- 体重が130キログラム以上の方(集団検診のみ。個別検診については各医療機関にご確認ください)
- 持病のある方は予約前にかかりつけ医に相談をしてください。
胃がん検診(胃内視鏡検査)
- 受診料:3,000円
- 検査方法:胃内視鏡検査(経鼻又は経口による胃カメラの検査)
- 実施方法:個別検診
- 対象となる方:受診日において50歳以上の偶数月生まれの方 (奇数月生まれの方は2025(令和7)年度が対象)
- 注意事項受診できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 食事制限があります。検査前日の夜9時以降に食事をされた場合は検査ができません。
- 検診中に生検が必要となった場合、一部負担金とは別途、医療費負担額が必要となることがあります。必ず検診前の説明および同意書の内容を確認の上、検診を受けるようにしてください。
- 麻酔は咽頭麻酔または鼻腔麻酔とし、鎮痛剤・鎮静剤は使用できません。
- 受診できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 消化性潰瘍などの胃疾患で治療中の方(ピロリ菌除菌中の人も含む)
- 胃全摘術後の方
- 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり内視鏡の挿入ができない方
- 呼吸不全のある方
- 狭心症や不整脈などの心疾患のある方
- 明らかな出血傾向またはその疑いのある方
- 高血圧治療中の場合、検査直前に血圧を測り、収縮期血圧が極めて高い方
- 抗血栓薬(脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・動脈硬化症などの薬)を内服している方
- 妊娠中の方
- 持病のある方は予約前にかかりつけ医に相談をしてください。
子宮頸がん検診
- 受診料:1,000円
- 検査方法:細胞診による検査
- 実施方法:集団検診、個別検診(いずれかを選択)
- 検査できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 生理中の方
- 妊娠中の方
- 妊娠の可能性がある方
- これまで性交渉の無い方(出血や強い痛みを伴う場合があります)
- 医療機関で定期的に検診されている方
- 出産後1年以内の方(集団検診のみ。個別検診では実施できる場合があります。個別検診の一覧をご確認ください。)
- 子宮の手術[全摘出、子宮脱(リング)]の手術を受けたことがある方
乳がん検診
- 受診料:1,000円
- 検査できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 妊娠中の方
- 妊娠の可能性のある方
- 豊胸手術や術後形成術を受けられた方
- ペースメーカーやポート、V-Pシャントが留置されている方
- 自覚症状のある方
- 授乳中、または断乳後1年未満の方
- 医療機関で定期的に検診されている方
- 乳腺術後5年未満の方
2025(令和7)年3月31日までに40歳以上となる方 実施方法と検査方法
- 実施方法:集団検診、個別検診(いずれかを選択)
- 検査方法:マンモグラフィーによる検査
マンモグラフィーは乳房をはさんで撮影するため痛みを伴うことがあります。
2025(令和7)年3月31日までに39歳以下となる方 実施方法と検査方法
- 実施方法:集団検診、個別検診(いずれかを選択)
- 検査方法:乳腺が発達しているため、超音波による検査
前立腺がん検診
- 受診料:500円
- 検査方法:血液検査による検査
- 実施方法:集団検診
- 対象となる方:受診日において50歳以上の男性の方
大腸がん検診
- 受診料:500円
- 検査方法:便潜血検査による検査
- 実施方法:検査容器に便を2日分採って、保健センターまでご持参ください。
- 検査容器の配布:窓口で随時配布します。
※胃がん、子宮頸がん、乳がん、前立腺がん検診のいずれかの集団検診をお申し込みの方には、ご希望により大腸がん検診の容器を送付します。
その他のがん検診と同時受診される場合は、がん検診(集団検診)のページをご確認ください。 - 検査できない方:生理中の方
肺がん検診
胸部X線検査
- 受診料:無料
- 検査方法:胸部X線撮影
- 実施方法:集団検診、個別検診(いずれかを選択)(詳しくは胸部X線撮影のページをご確認ください)
- 受診できない方(主治医や医療機関へご相談ください):
- 妊娠中の方
- 妊娠の可能性がある方
喀痰細胞診
- 受診料:500円
- 検査方法:喀痰細胞診による検査
- 実施方法:検査容器に痰を3日分採って保健センターまでご持参ください。
- 検査容器の配布:随時窓口で配布します。容器の送付はできません。
- 検査できない方:痰が出ない方
胃がんハイリスク検診(ヘリコバクター・ピロリ菌便中抗原検査)
- 受診料:500円
- 検査方法:ヘリコバクター・ピロリ菌便中抗原検査
- 実施方法:検査容器に便を1日分採って、保健センターまでご持参ください。
- 検査容器の配布:窓口で随時配布します。
※胃がん、子宮頸がん、乳がん、前立腺がん検診のいずれかの集団検診をお申し込みの方には、ご希望により胃がんハイリスク検診の容器を送付します。
その他のがん検診と同時受診される場合は、がん検診(集団検診)のページをご確認ください。 - 対象となる方:
- 40歳以上の方(今年度末までに40歳になる方を含む)
- これまでにヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無について検査を実施したことが無い方
※検査方法は、便検査の他に血液検査、尿検査、呼気検査等があります。 - 今年度胃がん検診を受診した方または受診する予定がある方
※胃がん検診は大府市で実施している検診に関わらず、多機関で受診した場合も含みます。
このページに関するお問い合わせ
健康未来部 健康増進課(保健センター内)
保健センター 電話:0562-47-8000
こども家庭センター 電話:0562-57-0219
ファクス:0562-48-6667
保健センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
こども家庭センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。