水道水に異常を感じたとき
水道水がでないときは
- メータ器前の止水栓が閉じていないか、確認してください。開栓をされたばかりの方は、仮止めとなっている場合があります。(仮止めとは、メータ以降での漏水の疑いがあるため、一時的に止水栓を閉栓状態にするものです。ご使用者様にて水道の開栓をすることができます。その際は、漏水していないか、チェックをお願いします。)
- 近隣の方も断水しているかを確認してください。もし、付近も断水の場合は水道管の突発事故が考えられますので、水道工務課まで連絡してください。
受水槽がある場合(マンション等の集合住宅など)
- 受水槽の点検や清掃が行われていないか、管理会社へ確認してください。
- 受水槽のポンプなどの故障も考えられますので、管理会社に相談してください。
その他
- 水道工事で計画的に断水するときは、事前にチラシや広報車でお知らせします。
水道水に臭いがするときは
カルキ臭(プールのような臭い)がする
- 原因/消毒のために加えている塩素(次亜塩素酸ナトリウム)によるものです。夏場など水温が高い時期は、消毒効果が低下しやすくなるため、通常より塩素を多く加えており、塩素の臭いを強く感じることがありますが、人体に影響はありません。
- 対策/水道水を煮沸した後に、冷蔵庫で冷やすと臭いを抑えられる場合があります。なお、煮沸により消毒効果がなくなってしまうため、1日で使い切ることをおすすめします。
カビ臭がする
- 原因/水道水の源流である河川や湖沼にて、藍藻(らんそう)類等の微生物が盛んに繁殖し、水にカビのような臭いをつけることがあります。浄水場(県営)で、活性炭処理等を行い、極力臭いを取り除き、安心して飲める水を大府市は受け取っています。受水槽がある場合は、受水槽に原因がある可能性があります。その場合は、管理会社に相談してください。
- 対策/水道水を煮沸した後に、冷蔵庫で冷やすと臭いを抑えられる場合があります。なお、煮沸により消毒効果がなくなってしまうため、1日で使い切ることをおすすめします。
水道水に色がつくときは
赤褐色の水が出る
- 原因/赤水(赤褐色)は管の内側についた鉄さびや水アカが、流速の変化等によりはがれて流出したものです。
- 対策/ある程度放水すればきれいになります。もしすぐに使用したい時は、ガーゼや布きれを蛇口にあて、ろ過して使用することもできます。宅内給水管が原因の場合には錆の発生場所等を十分調査した上で、管の交換が必要となります。
- 有害なものではありません。
白濁した水が出る
- 原因/白水は水道管の中に入った空気がかき回されて無数の小さな気泡となるためです。この気泡は非常に小さいため、水が白く濁って見えます。
- 対策/しばらくそのまま流しておくと、きれいになります。また、コップなどの容器に貯めて、そのままにしておいても泡は消えてもとのきれいな水になります。
- 有害なものではありません。
水道水に異物が混じっているときは
黒色の異物が出る
- 原因/じゃ口に使われているゴム製のパッキンが劣化し、じゃ口の開閉操作を行った際にゴムが砕けて微細片となって出てくる場合や受水槽の施設において揚水ポンプ・圧力タンクのダイヤフラムなどに使われているゴムが劣化し、ゴムが砕けて微細片となって出てくる場合が考えられます。
- 対策/しばらく水を流しておき、異物が出なくなれば水質に問題ありません。前者の場合はじゃ口のパッキンを交換し、後者の場合はポンプや圧力タンクの点検及びダイヤフラムの交換などが必要となりますので管理会社に相談してください。
白色(緑白色)の異物が出る
- 原因/シングルレバー式混合水栓に使用しているフレキシブルホースの内側に使用されている樹脂の可能性が高いです。この樹脂はTPE(熱可塑性エラストマー)といって、湯側と水側の両方のホースに使用されている素材ですが、湯側ホースのTPEが劣化して剥離しやすいです。TPEはもともと黄色がかった色ですが、給湯配管から溶出した銅の影響により、緑白色になるものと考えられています。
- 対策/ホースの交換が有効なので、混合水栓のメーカーや指定給水装置工事事業者へお問い合わせください。
なお、ネットやガーゼ等で塊を除去すれば水質そのものに影響はありません。
このページに関するお問い合わせ
水道部 水道工務課
水道給水係・水道整備係 電話:0562-45-6319
下水道係 電話:0562-45-6239
ファクス:0562-45-5185
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