2021年1月「書き初め」

　謹賀新春。昨年の仕事始め式で職員250人に「市制50周年・聖火リレー・新しい総合計画と市にとって重要な一年。この三つを軸に仕事を進めてほしい」と話し、干支にちなんだ書き初めとして人材の特技を生かして登用する「令狸執鼠」を掲げました。明るい希望に満ちた年となるはずでしたが、未曽有の新型コロナウイルス感染症が世界を席巻した激動の一年となってしまいました。収束の見通しは立っていませんが、年が変わり、気持ちもリフレッシュされ、新たな意欲と決意が湧いてきます。その思いをウィズコロナ時代の新たな生活様式として実践する仕事始め式で職員に伝えます。正月の三日間は、墨まみれで干支にちなんだ書き初めに孤軍奮闘しているでしょう。今年の干支は丑。コロナ禍であるからこそ、牛歩のごとく一歩一歩着実に前に進んで行きたいと思います。牛は天神様のなで牛でも知られるように、無病息災・病気 平癒のお守りとされています。令和3年が穏やかで幸多き一年になりますように。

大府市長　岡村秀人