2021年12月「Fridays For Future」

ページ番号1025276　 更新日 2021年12月1日

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　地球温暖化対策の徹底を訴え、若者たちの抗議活動の火付け役となったスウェーデンの環境活動家グレタさんを追ったドキュメンタリー映画『グレタひとりぼっちの挑戦』を見ました。2018年夏、15歳のグレタさんは、気候変動に対する政府の取り組みに抗議するため、ストックホルムの国会議事堂の前で、たった一人で学校ストライキを始めました。毎週金曜日に行ったことから、「Fridays For Future」と名付けられたこの活動は徐々に注目を集め、世界に波及しました。グレタさんは、国連事務総長や大統領などに、2015年パリ協定で定められた温室効果ガス削減目標に届いていない現状について、「事実から目を背け続け、必要な政策や解決策をとっていないのに、十分にやっていると言えるのか」と批判しています。日本でも衆院選まっただ中の10月の金曜日、若者グループが霞が関の中央省庁前で、「僕たちが大人になったときにはもう遅い。未来、マジでヤバい」と訴えています。人類は新型コロナウイルスのパンデミックから学びました。世界の人々が一丸とならなければならないことを。気候変動を抑えるために一人一人の人間ができることはたくさんある、と映画は教えています。

大府市長　岡村秀人