2021年5月「下の名前で呼ぶ驚き」

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ページ番号1025269  更新日 2021年5月1日

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 読売新聞の「日本へ来たばかりの頃、区役所や学校で私を呼ぶ際、誰もが名字で呼ぶことに驚いた。ベトナムでは、日本ほど名字の種類が多くなく、名字では人を呼ばない」というベトナム人の投稿記事に目が留まりました。と同時に平成9年、大府市役所に赴任した際、職員を名字ではなく、「男性は下の名前の呼び捨て」「女性は下の名前の「ちゃん」付けで呼ぶ」という家族的な職場風土に触れたときの記憶がよみがえりました。大府市では、深谷、浅田、大島など の同姓が多く名字では識別できないことや、幼少時代から大人までの付き合いが連綿と維持されている土地柄であることがその背景にあったようです。職場では必ず名字で呼ぶものだと考えていた私には、青天のへきれきでした。しかし、今は、小学校でも先生が児童を、男女問わず名字に「さん」を付けて呼ぶようになり、職場でのパワハラ、セクハラにも、とても留意しなければならない時代となりました。あの頃の日々が、懐かしく思い出されます。

大府市長 岡村秀人

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