大府市制55周年記念事業-戦後80年の節目に平和の大切さを次世代へ継承-派遣人数・派遣先を拡充し、平和大使22人を知覧・広島・沖縄に派遣します

ページ番号1035936　更新日 2025年6月9日

2025年6月9日発表のプレスリリースです。

　大府市は、戦後80年という節目の年に、次世代へ戦争の悲惨さや平和の大切さを継承するため、市内在住の中学生および高校生計22人を平和大使として派遣します。
　この「平和大使派遣事業」は、2018年度から市の平和事業の一環として実施しており、市制55周年記念事業として行う2025年度は、中学生の派遣人数を増やすとともに、特攻隊に関する戦跡が多く残る知覧へ新たに高校生を派遣します。
　公募により選考された平和大使は、現地での学びや体験を通じて感じたことを、報告会などを通じて同世代を始めとする多くの市民に発信します。

平和大使派遣事業の概要

	知覧（新規）	広島	沖縄（派遣人数拡充）
日程	2025年7月23日（水曜）～25日（金曜）	2025年8月5日（火曜）～7日（木曜）	2025年8月20日（水曜）～22日（金曜）
主な派遣先	知覧特攻平和会館（鹿児島県）	広島平和記念資料館（広島県）	読谷村「チビチリガマ」（沖縄県）
派遣対象・人数	高校1～3年生・5人	中学1～3年生・5人	中学1～3年生・12人

平和大使派遣事業スケジュール

（1）委嘱状交付式・事前勉強会（1）

日時: 2025年6月14日（土曜）　午前9時30分～午後3時30分
場所: 大府市役所2階201～204会議室（大府市中央町5-70）、
戦争と平和の資料館ピースあいち（名古屋市名東区よもぎ台2-820）
内容: ・市長から平和大使への委嘱状の交付
・現地での行程、派遣に関する諸注意の説明など
・事前勉強会（2024度派遣映像など視聴、大府市遺族会員などによる戦争体験講話、ピースあいち見学）

（2）事前勉強会（2）

日時: 市内9小学校の5・6年生の児童（夏休み自由課題）
場所: 大府市役所地下会議室001・002
内容: ・板津昌利（イタヅ　マサトシ）氏（愛知県出身の元陸軍特攻隊員で知覧特攻平和会館の初代館長を務められた故・板津忠正氏ご長男）による講演（60分）
・大府市企画広報戦略課職員によるSNS研修　など

（3）派遣

各派遣の内容は参考資料のとおり

参考資料（PDF 43.3KB）

（4）報告会

日時: 2025年9月13日（土曜）　午後1時00分～午後3時00分
場所: 大府市役所地下多目的ホール
内容: 現地でそれぞれの学びや体験について、市長・副市長・教育長・各中学校長などに報告
※平和大使の報告内容は、市ウェブサイトで公表するほか、冊子として作成し、アローブ図書館や市内各中学校の図書室に設置します。

（5）大府市平和記念戦没者追悼式

日時: 2025年10月5日（日曜）　午前10時00分～正午
場所: 大府市役所地下多目的ホール
内容: 報告会で報告した思いなどを「平和に向けたメッセージ」、「わたしの平和宣言」として発表

【参考】過去の派遣実績（派遣者は全て中学生）

2018年度	広島	8人
2019年度	長崎	8人
2020年度 2021年度	新型コロナウイルス感染症の影響により派遣中止	―
2022年度	沖縄	6人
2023年度	広島・沖縄	各8人
2024年度	長崎・沖縄	各8人