大府市制55周年記念事業 若い世代と平和をつなぐ「おおぶ平和のつどい」を開催します！

2025年6月9日発表のプレスリリースです。

　大府市は、市制施行55周年および戦後80年の節目に当たり、次の世代へ平和の大切さを伝える特別な取り組みとして、若者を主なターゲットとした「おおぶ平和のつどい」を開催します。
　この会は、平和に関する特別授業や映画上映を通じて、若い世代が主体的に平和について考える機会をつくるために開催するもので、このイベントは、ウクライナから大府市に避難していたマリヤ・ボイコさんが取材協力を行った書籍『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること』を刊行した株式会社Gakkenの協力を得て実施し、さらに、会の司会を大府市平和大使が務め、イベントを盛り上げます。
　当日は同会場で、平和に関するパネル展示やVRゴーグルによる原爆被害などの疑似体験を行う「平和パネル展」を同時開催し、平和への理解をより深められる機会とします。
 

おおぶ平和のつどいの概要

日時

2025年8月3日（日曜）　午後0時30分～

場所

アローブ　こもれびホール（大府市柊山町6-150-1）

対象

小学生以上（就学前児は入場不可）

内容

• 第1部 午後0時35分～　
  小泉悠（コイズミ　ユウ）氏（東京大学先端科学技術研究センター准教授）による平和に関する特別授業「僕らは戦争を知らない」
  （講師による講義、大府市平和大使とのパネルディスカッションなどを実施）
  ※協力：株式会社Gakken
• 第2部 午後2時5分～

　  映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の上映

定員

315人（先着順）

料金

高校生以上500円（当日集金）、中学生以下無料　※1日券・全席自由

申込

8月2日（土曜）までに大府市公式ウェブサイトへ。

「平和に関する特別授業」講師 小泉 悠（コイズミ　ユウ）氏 プロフィール

経歴

1982年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了（政治学修士）。外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て、2023年から東京大学先端科学技術研究センター准教授。ロシアの軍事研究が専門。2019年、『「帝国」ロシアの地政学』でサントリー学芸賞を受賞。

著書

『現代ロシアの軍事戦略』『ロシア点描』など。『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること』では監修を務める。

「平和パネル展」の概要

日時

2025年8月1日（金曜）～7日（木曜）　午前9時00分～午後5時00分

場所

アローブ　ギャラリーallobu 1・2（大府市柊山町6-150-1）

内容

知覧特攻平和会館などから借用したパネルの展示
8月3日（日曜）は、原爆被害などを疑似体験できるVRゴーグルの展示・体験実施

料金

無料（申込不要）

2025年度の大府市の主な平和事業

	事業等	内容
1	日本非核宣言自治体協議会へ加入	日本非核宣言自治体協議会に加入し、平和施策に関する連携を図る。
2	平和大使派遣事業	新たに市内在住の高校生5人を知覧へ派遣するほか、広島に中学生5人を、沖縄に中学生12人を派遣する。 知覧：7月23日（水曜）～25日（金曜） 広島：8月5日（火曜）～7日（木曜） 沖縄：8月20日（水曜）～22日（金曜）
3	おおぶ平和のつどいの開催	若い世代を中心とした多くの市民とともに平和の大切さを改めて考える機会として、特別授業や映画上映を行う。
4	平和に関するパネル展の開催	平和パネル展や原爆パネル展を公共施設で年間計6回開催する。 沖縄戦とひめゆり学徒パネル展を市内中学校で開催する。
5	平和祈念戦没者追悼式の開催	戦没者に対する追悼の意を表し、平和の尊さを引き継ぐため、10月5日に式典を開催する。
6	被爆樹木二世 アオギリ植樹プロジェクト	平和首長会議事務局と連携し、2017年度から市役所や市内全中小学校に被爆樹木二世アオギリの植樹を進めている。 2025年度は、大東小・東山小・石ヶ瀬小に植樹予定。
7	平和の丘の整備・平和の鐘の設置	市役所前の市民健康広場で「平和の丘」をイメージした緑化工事を実施し、被爆樹木二世クスノキなどを植樹する。 「国際ソロプチミスト愛知ガーデニア」様からの寄付金を活用し、「平和の丘」のシンボルとして「平和の鐘」を設置する。

 

　プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。