「三山道中記」「阿弥陀如来坐像」を大府市指定文化財に新規指定します

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ページ番号1038417  更新日 2026年3月18日

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2026年3月18日発表のプレスリリースです。

 大府市は、文化財の保存および活用を目的として、市内の重要な文化財を「大府市指定文化財」に位置付けています。このたび、新たに「三山道中記」および「阿弥陀如来坐像」の2件を指定し、指定件数は計29件(有形26件・無形3件)となります。
 指定にあたり、メディア関係者向けに「三山道中記」の作者・平七の子孫である深谷秀和氏も同席(予定)のうえで特別公開を行います。

【メディア関係者向け「三山道中記」特別公開・説明会】
日時/2026年3月24日(火曜) 午後3時00分~午後4時00分
場所/大府市歴史民俗資料館 会議室(大府市桃山町5-180-1)
参加者/深谷秀和(フカヤ・ヒデカズ、「三山道中記」作者・平七の子孫)
※取材を希望される方は、3月22日(日曜) 午後6時00分までに歴史民俗資料館 鷹羽(電話:0562-48-1809)へご連絡ください。
※同会場にて、見田隆鑑(ミタ・タカアキ、椙山女学園大学准教授、大府市文化財保護審議会委員)氏が、阿弥陀如来坐像についての説明を行う予定です。

指定日

2026年3月25日(水曜)

三山道中記附 巡拝塔(さんざんどうちゅうき つけたり じゅんぱいとう)の概要

種別
有形文化財(歴史資料)
作者
大苻村(おおぶむら) 平七
所在地
大府市歴史民俗資料館(古文書)
桃山公園(巡拝塔)
所有地
大府市
時代
文政6(1823)年
形状等
横帳、縦34.0cm・横12.5cm
詳細
 2013年、作者・平七の子孫である深谷秀和氏(大府市朝日町在住)から大府市へ寄贈されました。本資料は江戸時代後期に尾張地域を中心に多くの記録が多く残る「三禅定」の旅を記したものです。「三禅定」とは、日本三霊山と呼ばれる白山・立山・富士山を巡り、登拝する巡礼の旅を指します。著名な京都の文化人・池大雅も三禅定を行い、その記録を残しています。今回指定する「三山道中記」は記録を残した平七をはじめ大苻村の村人13人による三禅定の旅の記録です。三禅定関係資料の中でも最長となる51日間の行程が記されており、研究上たびたび取り上げられる重要資料の一つです。この旅は三山を巡る修行の旅だけではなく、江戸・日光・鎌倉などを訪れる観光的要素も含んでいる点が特徴です。
 また、大苻村の人々が無事の帰着を記念して建立した巡拝塔が桃山公園に現存しており、本資料とあわせて文化財に指定します。
 近年では、富山県[立山博物館]や安城市歴史博物館の企画展などで展示されました。大府市においても、2026年度秋頃に本資料をクローズアップした特別展の開催を予定しています。なお、歴史資料の指定は、1986年指定の「延命寺文書」以来2件目、石造物の指定は本市で初めてとなります。

木造阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の概要

種別
有形文化財
所在地
大府市横根町石丸94
所有者
海雲山 普門寺(住職:木村光俊)
像高
45.4cm
詳細
 無住となった薬師寺から移座した仏像のうちの1体です。表面の補修や後世の修理が認められますが、制作は平安時代後期(12世紀)頃とみられます。
 本市における仏像の指定は本市では8件目で、1986年以来となります。

特別開帳

日時
2026年5月3日(日曜)、4日(月曜・祝日)午前9時00分~午後5時00分
場所
普門寺(大府市横根町石丸94)(電話:0562-46-0164)
主催
普門寺
内容
秘仏本尊十一面観世音菩薩立像(市指定文化財)の17年ぶりの御開帳にあわせ、本像および薬師如来立像(市指定文化財)を公開します。

このページに関するお問い合わせ

歴史民俗資料館
電話:0562-48-1809
ファクス:0562-44-0033
※埋蔵文化財に関する問い合わせは専用フォームではなく、ファクスまたは窓口にお願いします。
歴史民俗資料館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。