「パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦と和平を求める決議」を行いました
令和6年大府市議会第1回定例会(2月22日)において、議員を提出者とする「パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦と和平を求める決議」を全会一致で可決しました。
私たち大府市議会は、一人一人の命を大切にし、平和を希求する大府市民の代表として、イスラエルとハマスの双方を始めとする全ての当事者及び国際社会に対し、一刻も早い事態の解決、改善を強く求めます。
パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦と和平を求める決議
昨年10月7日に始まった、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスとの軍事衝突は、市街地に甚大な被害をもたらし、子どもたちを含む多くの一般市民の尊い命が犠牲となっている。4カ月余りを経過してなおその数は増え続けている。
昨年12月の国連総会では、ガザ地区における人道目的の即時停戦を求める決議が採択され、本年1月の国際司法裁判所では、イスラエルに対して集団殺害防止の暫定措置命令が出された。こうした国際機関による働き掛けや、停戦を求める国際世論の高まりにもかかわらず、状況が変化する兆しは見られない。どのような理由があれ、市民の犠牲をいとわない武力行使は決して許されるものではなく、これ以上の犠牲者が出ることに強い憂慮の念を抱く。
大府市は平成28年に、恒久平和とあらゆる争いのない社会の実現を願い「平和都市」を宣言した。私たち大府市議会は、一人一人の命を大切にし、平和を希求する大府市民の代表として、下記のとおり、イスラエルとハマスの双方を始めとする全ての当事者及び国際社会に対し、一刻も早い事態の解決、改善を強く求める。
記
1 ガザ地区での戦闘行為を直ちに中止し、人道目的の即時停戦と人質の無条件解放をすること。
2 国際法及び国際人道法を遵守すること。
3 人道支援物資の供給など、人道状況の改善を図ること。
4 戦闘地域を拡大させないこと。
以上、決議する。
令和6年2月22日
愛知県大府市議会
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