ウェルネスバレー医福工連携マッチング事業から製品化へ。臭いが漏れにくい防臭袋「Filmics Shu-Lock」を開発

令和3年9月2日発表のプレスリリースです。

　大府市が平成30年度から実施しているウェルネスバレー関係機関と愛知県内のものづくり企業とのマッチング事業から、次の通り、新たな製品が開発されました。

「防臭袋」の概要

経緯

介護付有料老人ホームフラワーサーチ大府（大府市半月町3-230）から「感染予防等を配慮した寝たきりの方の排便を取り込む袋を開発してほしい」とのニーズがアイデア提案箱（アイデアボックス）に寄せられ、ニーズ解決に取り組む企業を募集したところ、防臭袋開発を進めていたチューブフィルム製品を製造するMICS化学株式会社との連携が実現しました。

製品の特長

数日間、使用済みオムツを防臭袋に入れても、臭い漏れがない。

今後の展望

防臭袋を製造するMICS化学株式会社では、介護の現場のみならず、臭いの気になるさまざまなシーンへの展開を期待しています。（※オムツ処理、ペットケア、病院、災害対策、アウトドア、など）

開発企業

MICS化学株式会社（愛知県愛知郡東郷町諸輪北山158-89）
事業内容：単層・多層チューブフィルム製品の製造・販売など

ウェルネスバレーとは

　大府市と東浦町では、あいち健康の森公園とその周辺地区を「ウェルネスバレー」と名付け、健康長寿の一大拠点を目指して、ウェルネスバレー関係機関と産業界、行政、大学などが連携し、健康づくり、医療、福祉、農と食、新産業育成などに取り組んでいます。

マッチング事業の概要

　ウェルネスバレー関係機関からアイデアボックスに発出された課題（ニーズ）と市内外企業が試作開発する事業です。募集中のニーズは市ウェブサイトで確認できます。

• 令和2年度以前のアイデアボックス（医療・福祉現場からのニーズ一覧）

プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。