マイナ救急実証事業を実施します
マイナ保険証を活用した救急活動の実証事業を継続実施します
大府市消防本部では、2024年度に引き続き、総務省消防庁のマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を活用した救急活動の実証事業を2025年4月1日から開始します。
救急現場では、患者本人や家族から受診歴などを口頭で確認しています。症状によっては説明できなかったり、服用している薬を家族が把握していないこともあります。
2024年度の実証事業では、会話ができないほどの呼吸困難な患者や服薬情報を把握していない患者に、マイナ保険証を活用して必要な情報を照会でき、迅速な救急搬送につながったケースがありました。大府市では、2026年度の全国での本格運用に備え、マイナ保険証を活用した救急活動を実施し、市民の安心安全の確保に努めます。
マイナ保険証を活用するメリット
マイナ保険証を活用することで、傷病者の通院中の病院、服用薬や診療内容などの正確な情報を確認することができます。また、病院の選定や搬送中の応急処置を適切に行えることができ、搬送先の病院で治療の事前準備をすることができます。
マイナ救急実施期間
2025年4月1日(火曜日)から2026年3月31日(火曜日)、大府市消防本部の全救急隊
※終了時期は前後する可能性があります。
実証事業の活動イメージ
救急隊員が傷病者の元に到着して、マイナンバーカードの所持と健康保険証利用登録の両方があるか確認します。
次の(1)または(2)に該当する場合は通常通りの救急業務となります。
(1)マイナンバーカードと健康保険証利用登録がない。
(2)本人確認と本人の同意を得られない。
この実証事業は、救急現場で傷病者のマイナンバーカードから医療情報を取得し、救急活動の迅速化・円滑化を図ることを目的としています。マイナンバーカードを所持して、健康保険証の利用登録があり、傷病者本人の同意が得られた場合に行いますので、ご理解とご協力をお願いします。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 消防署
電話:0562-47-2136
ファクス:0562-47-2398
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