ロート製薬、スギ薬局、名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と「大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定」を締結します
2024年(令和6年)8月29日発表のプレスリリースです。
大府市は、市内におけるアイケアの啓発に連携して取り組むことを目的として、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と、「大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定」を締結します。
市はこれまで、令和4年4月に4者で締結した覚書をもとに、産学官連携による「こどもの近視予防プロジェクト」を展開してきました。今回の協定締結を機に、連携内容をさらに拡大し、こどもだけでなく、目を酷使する「働く世代」を対象にアイフレイルの啓発をし、目の健康に関する意識の向上を図ります。
大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定締結式の概要
- 日時
- 令和6年9月13日(金曜) 午後1時00分~午後1時30分
- 場所
- 大府市役所3階庁議室(大府市中央町5-70)
- 出席者
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- ロート製薬株式会社 代表取締役社長 杉本雅史(スギモト マサシ)
- 株式会社スギ薬局 DX戦略本部本部長兼社長室長 森永和也(モリナガ カズヤ)
- 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院
医学系研究科眼科学教授 西口康二(ニシグチ コウジ) - 大府市長 岡村 秀人 ほか
「大府市大人のアイフレイル啓発プロジェクト」の概要
アイフレイルとは、「加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、さまざまな外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態(日本眼科啓発会議ウェブサイトより抜粋)」のことです。
人は情報の8割を目から取り入れていますが、40歳を過ぎると、体力と同様に、目も衰えてきます。目の病気の多くは、進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期に発見し、適切に治療・対処を行うことが重要です。
「健康都市おおぶ」の先駆的な取り組みとして、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局および名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室の協力の下、「大府市大人のアイフレイル啓発プロジェクト」を立ち上げ、目を酷使する「働く世代」を対象に、アイフレイルの啓発をし、目の健康に関する意識の向上を図ります。
この協定に関連する令和6年度の取り組み
- 小学1年生を対象とした出前講座及び夏休み近視予防取組カレンダー配布(7月実施済)
- 夏休み体験型イベント「親子で目について学ぼう」の開催(7月30日開催済)
- 名古屋大学による「こどもの近視予防」講演会・体験会の実施(11月頃予定)
- 名古屋大学による「アイフレイル」講演会・体験会の実施(11月頃予定)
- スギ薬局店舗におけるアイケア啓発イベントの開催(時期未定)
- 学校や保育園、企業等の取組サポート(講師派遣、資材提供等)
これまで実施してきた「大府市こどもの近視予防プロジェクト」の概要
令和10年度までに、「小学生の裸眼視力A判定を全国平均以上」にすることを目指し、市内小学校全9校の1年生を対象とした出前講座や、親子で参加できる体験型のイベントの実施、目に優しい生活習慣を身に付ける取組カレンダーの配布などに取り組んできました。
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