おおぶオレンジサポーター

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1026890  更新日 2023年12月11日

印刷大きな文字で印刷

認知症の人を支援する個人ボランティア「おおぶオレンジサポーター」の紹介、募集ページです。

おおぶオレンジサポーターとは

認知症になると、それまでできていたことが少しずつできなくなったり、様々な症状があらわれたりすることで、自信を失い、閉じこもりがちになる人もいます。認知症の人が認知症になる前と変わらず、安心して外出し、生活していくために、ちょっとしたお手伝いが必要です。

 「おおぶオレンジサポーター」とは、認知症サポーター養成講座を受講した人や、認知症の人の支援をしたいという人が、個人でボランティアとして登録する制度です。オレンジサポーターがボランティアとして「できる活動」と、認知症の人や支援団体等からの「してほしい活動」のニーズを市がマッチングし、可能な範囲で活動をしていただきます。

おおぶオレンジサポーターの活動例

おおぶオレンジサポーターとしての活動の一例です。趣味や特技を生かして、楽しく認知症の人と一緒に活動をしてくれる人を募集しています。

  • 市内の認知症カフェでのボランティア(スタッフや講師、特技の披露等)
  • 認知症の人の本人交流会「コスモスクラブ」での活動支援(グラウンドゴルフや卓球、ペタンク等、簡単なスポーツ等のサポート)
  • 認知症の人の外出支援、散歩の付き添い、見守り支援等
おおぶオレンジサポーター登録証
おおぶオレンジサポーターにご登録いただいた方には登録証をお渡しします。

おおぶオレンジサポーターの活動を紹介します

紙芝居「おれんじいろのはな」が海外に渡りました。(令和5年11月)

英訳したストーリー

英訳したストーリー

カナダ在住の方から、おおぶオレンジサポーターを介して、紙芝居「おれんじいろのはな」を認知症の啓発活動に使用したいとの依頼をいただきました。
ストーリーを英訳し、データをカナダへ送りました。
 

認知症の方ご本人のつどい「コスモスクラブ」で支援活動を行いました。(令和5年10月16日)

グラウンドゴルフでサポートする様子

10月のコスモスクラブではグラウンドゴルフを行いました。
スコアを付けたり、プレーのサポートをしたり、またゲームに参加するなどして楽しく活動しました。

こども向け認知症啓発活動

紙芝居の制作

紙芝居のイラスト

就学前の時期から小学校の低学年くらいの時期の子どもさんに向けた紙芝居を作っています。

このお話は、実際の体験をもとに作成しています。
幼児期の男の子が認知症のおばあちゃんと過ごした日常の関わり等について、男の子のお母さんの手記と、あのころ(現在小学1年生)の思い等についてお母さんが何気ない会話の中で聞き出した内容から、子どもの目線や言葉を大切に、作り手である大人の感覚に変わらないよう、そして家族の思いが壊れぬよう大切につくっています。

お母さんの手記

お母さんの手記

男の子のお母さんから、
当時のエピソードをまとめた記録と、
直接口頭で聞き取った
家族の思い等を参考に文案を作成。

文案を作成(令和5年2月)

作成した文案

紙芝居の作成会(ストーリー作成)(令和5年2月、3月)

紙芝居の作成会(ストリー作成)の様子

たたき台の文案をもとに、作成会を2回実施しました。
ストーリー完成です!

紙芝居作成会(イラスト)(令和5年3月)

イラストのコマ割りについての話し合い

イラストをどの場面に入れたら効果的な表現ができるのか、
多くの作品を作り上げているベテランの方からのアドバイスをいただいて、
コマ割りについて話し合いをしました。

下絵案

イラストの下書き

下絵の完成
令和5年の5月上旬を目指しています。

イラストを描く様子

下絵

下絵の画像
下絵が完成しました。

下書き、ペン入れの完成はゴールデンウィーク明けを目標に進めました。
イラストの作者の方は、家事と子育ての合間を縫って、短期間に19枚のコマを描くことになりました。ゴールデンウィークのはずがオレンジウィークに変わり、一生懸命がんばって描き上げました。

中学校美術部の方の協力を得て、イラストに色を塗りました。(令和5年5月21日)

色塗りの様子
中学校美術部の生徒さん24人と美術部顧問の先生にも協力していただき、色塗りをしていただきました。

色塗りの様子

登場人物の配色を統一し、背景等その他の部分は個々のセンスに任せ、自由に色を付けてもらいました。個性豊かな素敵な作品ができあがりました。

イラストに色を付けた様子
イラストの完成です。

紙芝居「おれんじいろのはな」初披露です。(令和5年7月25日、26日)

紙芝居上演の様子

図書館子どもまつりで、紙芝居を上演しました。
読み手は大学生の方3名です。
どんな調子で読んだら良いのかと練習を繰り返しました。
参加者は未就園児とその親御さんがほとんどでした。
子どもたちに、認知症について具体的に知ってもらいたいわけでも、頭の中に押し込んでもらいたいわけでもなく、なんとなく、「何かが心に届いてくれたらいい。」これが携わっていただいた方皆の思いです。
2日間にわたり、多くの方に参加していただきました。
良い体験をさせていただき、ありがとうございました。

認知症の方ご本人のつどい「コスモスクラブ」で支援活動を行いました(令和5年4月17日)

オレンジサポーターがコスモスクラブで活動する様子

コスモスクラブでは、認知症の方ご本人のグループとご家族のグループに分かれた談話の時間と、本人とご家族が一緒に楽しむレクリエーションの時間を過ごします。
レクリエーションの内容につきましては、色々なことにチャレンジできるよう、毎回異なっています。
4月のレクリエーションは国立長寿医療研究センターの研究グループが開発したアートプログラムの中から、コラージュの制作とポジティブディスカッションを行いました。コラージュとはフランス語の「のりで貼る」を意味し、異なる素材を組み合わせることで、素材本来のイメージから離れた新しいイメージを作り出す技法を言います。そしてそれぞれが作った作品について、ポジティブディスカッションで褒め合うことにより参加者の方の気分の改善を目指すものです。
オレンジサポーターさんには、コラージュの制作やディスカッション等のお手伝いをしていただきました。認知症の方や、そのご家族に優しく声掛けしたり、一緒にグループに入り、会を盛り上げていただきました。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 高齢障がい支援課
高齢福祉係 電話:0562-45-6289
障がい福祉係 電話:0562-85-3558
ファクス:0562-47-3150
福祉部 高齢障がい支援課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。