ウェルネスバレーの介護施設で実証したトヨタ自動車株式会社の福祉用商品「レステップ」と「シェイクバンド」を新たにウェルネスバレーブランドとして認定しました
2024年(令和6年)11月5日発表のプレスリリースです。
ウェルネスバレー推進協議会は、第15回ウェルネスバレーブランド認定審査会において、トヨタ自動車株式会社が開発した福祉用商品「レステップ」と「シェイクバンド」を、新たにウェルネスバレーブランドとして認定しました。
今回、ブランド認定したこの商品は、住宅型有料老人ホームさわやかの丘(大府市半月町)などで実施した実証事業で、実際の介護現場での有用性の確認を行ったうえで商品化したものです。当協議会は、ブランド認定商品を広く社会に普及させることにより、市民をはじめ多くの方に健康・長寿を体感していただくとともに、ウェルネスバレーの取り組みを全国に発信します。
新たなウェルネスバレーブランド認定商品の概要
- 認定商品
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次の2つの福祉用商品を認定しました。※詳細は別紙参照
- レステップ:福祉車両への車いす乗降時の段差を解消し、介助する方・される方の負担を軽減する用具
- シェイクバンド:福祉車両のバックドア開閉時の負担を軽減する、長くてつかみやすいストラップ
- 認定期間
- 令和6年10月25日(金曜)~令和9年3月31日(水曜)
- 事業者
- トヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市トヨタ町1番地)
高齢者・要介護者の移動を支援するモビリティ福祉用具の実証事業の概要
- 実証参加機関
- 住宅型有料老人ホームさわやかの丘(大府市半月町4-188)
(事業主体:アイ・ドリームライフサポート株式会社)
介護老人保健施設 相生(東浦町大字緒川字東米田16)
(事業主体:社会福祉法人愛光園)
特別養護老人ホームメドック東浦(東浦町大字緒川字猪伏釜110)
(事業主体:社会福祉法人成仁会) - 実証事業の成果
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- レステップ:車いすの乗降の際にリフトのフラップ(ステップ)通過時の衝撃が大幅に緩和され、介護職員の負担軽減、被介護者の恐怖感軽減の効果が確認できた
- シェイクバンド:身長の低い職員も容易にバックドアを閉めることができるようになった、ストラップの輪が閉じることなく容易に手指を通せるようになったという効果が確認できた
ウェルネスバレーとは
大府市と東浦町では、あいち健康の森公園とその周辺地区を「ウェルネスバレー」と名付け、健康長寿の一大拠点を目指して、ウェルネスバレー関係機関と産業界、行政、大学などが連携し、健康づくり、医療、福祉、農と食、新産業育成などに取り組んでいます。
健康長寿の一大拠点を目指すウェルネスバレーには、介護ロボットの開発・実証・普及に取り組む国立長寿医療研究センター健康長寿支援ロボットセンターや、あいちサービスロボット実用化センターが立地しています。市は、こうした集積の強みを活かし、医療福祉現場の課題解決やヘルスケア産業振興に取り組んでいます。
ウェルネスバレーブランドとは
ウェルネスバレー推進協議会では、健康長寿関連の商品またはサービスで、ウェルネスバレー関係機関が開発・改良に関わったものをウェルネスバレーブランドと認定しています。
プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。
このページに関するお問い合わせ
産業振興部 商工業ウェルネスバレー推進課
電話:0562-45-6227
ファクス:0562-47-7320
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