水源地域とつながり、脱炭素を推進!長野県王滝村J-クレジット認定証授与式を開催します
令和6(2024)年12月25日発表のプレスリリースです。
大府市および市内事業者は、水源地域の森林の保全・育成に向けた地域間連携と脱炭素経営を通じた産業部門のCO2などの排出量削減に取り組むため、大府市の水源地域である長野県王滝村のJ-クレジットを85トン-CO2分購入します。
これは、大府市が令和5(2023)年7月に王滝村・木曽町と締結した「水源の森林の保全・育成に関する連携協定」に基づく取り組みの1つであり、大府市は、市内金融機関と連携し、市内事業者に対して王滝村J-クレジットを周知し、12事業者とのマッチングを実現しました。
このたび、市内事業者からの多数のJ-クレジット購入意向を受け、王滝村・越原道廣村長を招き、大府市役所で購入事業者へのJ-クレジット認定証授与式を開催します。
当日は、認定証の授与に加え、脱炭素経営に向けた取り組み事例の発表も行います。
長野県王滝村J-クレジット認定証授与式の概要
- 日時
- 令和7(2025)年1月8日(水曜) 午前10時00分~
- 場所
- 大府市役所2階201・202会議室(大府市中央町5-70)
- 内容
- J-クレジット認定証の授与、脱炭素経営に向けた取り組み事例発表
- 出席者
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- 越原道廣(コシハラ・ミチヒロ)王滝村長
- 岡村大府市長
- 購入事業者12社
- 購入量
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- 大府市:25トン-CO2
- 市内事業者:12社・合計60トン-CO2分を購入
オオブユニティ株式会社、コサカ精機株式会社、株式会社三恵シーアンドシー、三電舎株式会社、株式会社大真カンパニー、大和機工株式会社、株式会社大和電化工業所、株式会社玉清、株式会社テイシン、株式会社中西、株式会社ナルキュウ中部、日本高圧電気株式会社(※50音順)
王滝村J-クレジットについて
長野県最西部、御嶽山麓に位置する王滝村は、村の総面積(310.86㎢)の97%を森林が占める豊かな自然に囲まれ、牧尾ダムを有しています。同村の森林資源は知多半島を含む広域の水源となっています。令和6(2024)年9月、王滝村が所有する村有林の森林経営活動「森の恵みを未来に繋ぐ水源の森プロジェクト」が国の認証を受け、1,093トン-CO2分のJ-クレジットが発売されました。
購入代金は、村有林の保全・育成、地域活性化の財源として活用されます。
王滝村J-クレジットを活用した今後の大府市の取組内容
引き続き、事業者がJ-クレジットの購入を契機に、脱炭素経営に主体的に取り組めるよう伴走支援を実施します。
分野 | 内容 | |
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1 | 木材の利用及び利用促進 | ・王滝村産の木材を用いた学校の教室背面ロッカーの更新(R2~) ・王滝村間伐材を用いた名札、ネームプレートの製作(R4) ・王滝村、木曽町産の木材を内装等に用いた大府児童老人福祉センターの木質空間整備(R7.3月末予定) |
2 | 水資源の涵養及び水源の森林の保全・ 育成の啓発 | ・愛知用水事業推進協議会(旧:愛知用水利水者連絡協議会)による森林間伐活動への参加(H4~) ・大府市職員互助会が王滝村と水源の森パートナー協定を締結(H22年) ・市民団体による森林間伐活動の実施(H26) ・市民公募型森林間伐ボランティアバスツアーの実施(H27~) ・広報おおぶ12月号「木を育む」特集(R6) |
3 | 木育の推進 | ・おおぶおもちゃ美術館(仮称)の開館(R9予定) |
4 | 木材の利用を通じた脱炭素の啓発 | ・王滝村、木曽町J-クレジット活用(R6) |
5 | その他 | ・大府市産業文化まつりにおける王滝村物産展開催、王滝村公民館まつりにおける大府市物産展開催(H16~) ・御嶽山噴火災害に伴う王滝村支援募金の実施(H26) ・王滝村宿泊施設利用助成制度の実施(H29~) |
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