第3次大府市環境基本計画

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ページ番号1016859  更新日 2021年3月29日

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計画策定の背景と目的

 近年、国際社会においては温室効果ガスによる地球温暖化や新たな環境問題としてマイクロプラスチックによる海洋汚染などが顕在化し、地球環境の持続可能性が懸念されています。本市においても、地域の環境問題だけではなく、地球環境にどのように貢献していくかが課題となっています。
 このような背景のもと、本市では、良好な環境を保全し、創造していくために長期的な目標及び施策の方針、さらに市民・事業者・市の役割などを定めた本計画を策定し、将来世代へ健康で快適な環境を継承するとともに、環境負荷の少ない人と自然とが共生できる社会の構築の実現をめざします。

計画の位置付け

 本計画は、令和2年3月に策定された「第6次大府市総合計画」の環境分野の分野別計画としての役割を担っており、本市のその他の分野別計画と整合を図っています。また、本市の環境行政のマスタープランとして、「大府市地球温暖化対策実行計画」及び「生物多様性地域戦略」を含めて策定する総合的な計画です。本計画の策定にあたっては、国の「第5次環境基本計画」、県の「第4次愛知県環境基本計画」をはじめとした、環境関連計画の内容も踏まえて策定しています。
 さらに、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献やゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進する計画としています。

計画期間

令和3年度から令和12年度までの10年間

環境将来都市像及び基本理念

環境将来都市像

「人と自然が共生する みらい輝く健康都市」
安心して暮らし続けることができる まちを実現しよう 我がまち大府で

基本理念

「一人ひとりが自分のこととして環境を意識し、学び、気づき、そして行動する市民を育む」
 

ゼロカーボンシティの実現

 近年、世界的に地球温暖化が原因とみられる異常気象による災害が増加しています。サスティナブル健康都市を将来都市像に掲げてSDGsに取り組む本市においても、国際社会の一員として地球規模の課題に寄与し、「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」に向けて、本計画を通じて市民や事業者と共にゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを着実に進めていきます。

基本方針・基本施策

基本方針1:持続可能なくらしづくり

基本施策(1):安心・安全・快適な生活環境づくり
基本方針2:学びあうみらいの人づくり
基本施策(1):地域協働・人づくり
基本方針3:環境に配慮した社会づくり

基本施策(1):循環型社会づくり

基本施策(2):脱炭素社会づくり

基本施策(3):自然共生社会づくり

個別プロジェクト

大府市バイオマス産業都市構想

 バイオマス資源とエネルギーを地産地消する「都市近郊型バイオマス・新エネルギー利活用ネットワーク」の構築を目指した「大府市バイオマス産業都市構想」に基づく中核施設として、平成27年に民間事業者によりバイオの力で食品廃棄物をエネルギーに換える「バイオガス発電施設」が横根地区に整備されました。この施設では、食品関連事業者の食品廃棄物のほか、本市の小・中学校、保育園の給食残渣を受け入れるとともに、家庭系生ごみ分別収集モデル事業の推進にも活用されています。

再生可能エネルギー熱利用空調システムの導入・普及に向けたNEDOプロジェクト

 地中熱をはじめとする再生可能エネルギー熱のシステム導入は、多種多様なプレーヤーが関わることから、上流から下流までのプレーヤーが一体となったコンソーシアム体制で推進し、ユーザー、業界団体、自治体等との連携により成果の普及を図ることが重要です。このため、再生可能エネルギー熱利用技術に関する有識者、ユーザー、NEDOプロジェクトコンソーシアムメンバー、大府市が連携することによって、地中熱・太陽熱等の再生可能エネルギーシステムの普及促進をめざしています。

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このページに関するお問い合わせ

市民協働部 環境課
環境衛生係 電話:0562-45-6223
環境政策係 電話:0562-85-5335
ファクス:0562-47-9996
市民協働部 環境課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。