光化学スモッグに注意しましょう
光化学スモッグとは
自動車や工場などから排出された窒素酸化物(ちっそさんかぶつ:NOx)や、ガソリンやシンナーなどに含まれる炭化水素(たんかすいそ:HC)などが、太陽の強い紫外線を受けて光化学反応により、光化学オキシダント(Ox)という新たな物質に変化します。
光化学オキシダント(Ox)の濃度が高くなると、白いモヤがかかったようになります。この現象を光化学スモッグといい、私たちの目をチカチカさせたり、のどの痛みをおこさせます。そのため、光化学オキシダント(Ox)について「1時間値が0.06ppm以下であること」という環境基準※が設定されています。
光化学スモッグは、特に7月~8月頃の、風が弱くて気温が高く晴れた日に発生しやすくなります。
※環境基準・・・人の健康を保護する上で、維持することが望ましいとされる基準。
光化学スモッグ予報・注意報とは
光化学スモッグによる被害を未然に防止するため、愛知県では常時光化学オキシダント濃度を測定し、光化学スモッグ予報・注意報等を発令して注意を促しています。
発令区分 | 発令基準 |
---|---|
予報 | オキシダント濃度が0.08ppm以上となり、かつ、気象状況からみて注意報以上の状態が発生することが予想されるとき |
注意報 | オキシダント濃度が0.12ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
警報 | オキシダント濃度が0.24ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
重大警報 | オキシダント濃度が0.40ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
以下のリンク先で光化学オキシダント濃度などの大気汚染項目の測定結果を更新しています。
市環境課では特に影響が出やすいと言われる生徒・児童・園児に周知するために、発令された場合は、各小中学校園に連絡を行っています。他には市の公共施設・駅などの人が集まる施設でも注意を呼びかけるよう協力を依頼しています。
光化学スモッグ予報等が発令された場合は
- 屋外での激しい運動をやめて、できる限り屋内で過ごす。
- 風向きを考えて、窓をしめる。
などの対策をとってください。なお、その後の発令情報にもご注意ください。
光化学スモッグにより被害を受けた場合は
- 眼がちかちかする。
- のどが痛い。
などの症状がでたときは、洗眼やうがいを十分に行い、涼しい屋内で休息してください。また、窓を閉めるなど外の空気が入らないようにしてください。症状が改善されない場合には、医療機関で診察を受けてください。
その後、市環境課または健康推進課にご連絡ください。
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このページに関するお問い合わせ
市民協働部 環境課
環境衛生係 電話:0562-45-6223
環境政策係 電話:0562-85-5335
ファクス:0562-47-9996
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