デジタルを活用して地域課題の解決を！!デジタル田園都市国家構想に大府市が提案した4事業が採択

令和5年4月12日発表のプレスリリースです。

　大府市は、「教育」「文化」「減災」「住民サービス」の4つの分野において、デジタル技術を活用して、地域課題の解決や地域の魅力向上の推進を図ります。各分野のデジタル化を図るため、国のデジタル田園都市国家構想に事業計画を提案し、4月3日付けで次の4事業が採択されました。今後は、国の財政支援（デジタル田園都市国家構想交付金（デジタル実装タイプ：TYPE1））を活用し、各事業を実施します。
　※大府市は、令和4年度にも「デジタル田園都市国家構想推進交付金」に5事業採択されており、通算9事業となります。
 

4分野のデジタル化計画

（1）教育分野

事業名	概要	事 業 費
不登校児童生徒への支援	メタバースを構築し、直接のコミュニケーションが難しい児童生徒に対して、気軽に相談できる場を構築する。また、交流スペースを設置し、児童生徒が興味を持てるような体験教室等のイベントを開催します。【学校教育課】	16,414千円

 

（2） 文化分野

事業名	概要	事 業 費
バイオリンの里 デジタルミュージアム	メタバース上に、戦前のバイオリン工房を構築するとともに、バイオリン関連資料をデジタルアーカイブ化し、アインシュタインの手紙等の歴史的価値のある資料を公開します。また、オープニングイベントを開催します。【歴史民俗資料館】	18,965千円

 

（3） 減災分野

事業名	概要	事 業 費
ドローンの導入	災害発生時等における情報収集機能の拡充を図るとともに、従来、目視での確認が困難であった事例の情報収集能力の向上を図り、市民のトータル被害の軽減を図ります。【消防署】	6,545千円

 

（4） 住民サービス分野

事業名	概要	事 業 費
公開型GISの導入	市が保有する様々な地図情報を、Web上にわかりやすく提供することで、市役所窓口に来ることなく情報を確認することを可能にし、市民サービスの向上と事業者の働き方変革を図ります。【デジタル戦略室】	3,150千円

 

デジタル田園都市国家構想交付金（デジタル実装タイプ：TYPE1）

　デジタルを活用した地域の課題解決や、魅力向上に向けた地方公共団体の取組を応援し「デジタル田園都市国家構想」を推進するため、国が地方公共団体の事業を交付金により支援するものです。採択された場合は事業費の50%が本交付金より支援されます。

 

今後のスケジュール

　大府市議会臨時会に補正予算案を上程し、議決後に事業を実施します。

 

プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。