知多半島初! ヤングケアラーをマンガで紹介!市独自のヤングケアラー支援アンケート結果も公開!

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ページ番号1027042  更新日 2023年4月25日

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令和5年4月25日発表のプレスリリースです。

 大府市は、ヤングケアラーの当事者と成り得る子どもたちに、ヤングケアラーについて知ってもらうため、身近な事例を取り上げたマンガ冊子を市内の小学5年生から高校3年生に配布するとともに、令和5年4月19日(水曜)に市公式ウェブサイトで公開しました。
 市は、昨年11月から愛知県が実施するヤングケアラー支援モデル事業の委託を受け、ヤングケアラーに関するさまざまな事業を展開しています。このたび、マンガ冊子の製作の他、県委託事業の一環として取り組んだ、市独自のアンケート調査結果も同日に市公式ウェブサイトに公開しました。このアンケートは、昨年12月に、市内のヤングケアラーの実態を調査するとともに、ヤングケアラーについての認知度の向上を図るため、市内の小学5年生、中学2年生と小・中学校、高校の教員(管理的立場を除く)を対象に実施したものです。

大府市ヤングケアラーマンガ冊子の配布および公開の概要

主な内容/

  • ヤングケアラーの実例として、父が単身赴任、母が交通事故でケガをしているという想定で、高校生の女性が母や弟の世話をしている様子をマンガで紹介
  • LINE相談などの相談先を記載

その他/既に市内在学の小学5年生~高校3年生にマンガ冊子を配布しています。

大府市ヤングケアラー支援アンケートの公開の概要

 市内のヤングケアラーの実態を調査するとともに、ヤングケアラーに対する認識を高めることを目的に、アンケートを実施し、その結果を市公式ウェブサイトで公開しました。

対象/市内の小学5年生、中学2年生、小・中学校・高校の教員
回答数/小学5年生 254人、中学2年生 445人、小・中学校・高校の教員 228人
実施期間/令和4年12月13~23日

主なアンケート結果

小・中学生向けアンケート

「お世話が必要な家族をお世話している」と回答した児童・生徒は、小学生では9人(3.5%)、中学生では、14人(3.1%)でした。ケアの対象は、小学生では年下のきょうだい、母親、祖母の順に多くなっていますが、中学生ではこれらに加えて祖父や年上のきょうだい、父親など対象が広がっているとともに、世話の内容も家事などに加えて薬の管理や金銭管理など多岐にわたる結果となりました。

教職員向けアンケート

「ヤングケアラーではないかと感じる子どもについて」に「いる」と回答した教員は、小学校で9.7%、中学校で40.3%、高校で35.8%でした。中学校と高校でヤングケアラーと思われる子どもが多い傾向になりました。

LINE相談の概要

子どもたちがヤングケアラーについて気軽に相談できる場として、有資格者によるLINEでの相談を行っています。

アカウント/大府市役所ヤングケアラーLINE相談
受付時間/24時間365日
※開庁日(年末年始、土日祝日を除く)の午前8時30分~午後5時15分に対応します。

 

プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 福祉総合相談室
電話:0562-45-6219
ファクス:0562-47-3150
福祉部 福祉総合相談室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。