知多半島初! 北山小学校区で「ゾーン30プラス」の運用開始。官学連携として、豊田工業高等専門学校が整備効果を検証
令和5年9月20日発表のプレスリリースです。
大府市は、通学路の交通事故から子どもを守るため、知多半島管内で初めて、北山小学校区の一部を「ゾーン30プラス」の区域として整備し、9月から運用を開始しました。
北山小学校区では、幹線道路の渋滞を避けるため、生活道路や通学路へ進入する通り抜け車両が多く、児童や歩行者の安全確保が必要でした。そこで、地域・警察・市が連携し、「ゾーン30プラス」の区域として整備しました。
なお、整備効果を検証するため、豊田工業高等専門学校の学生が卒業研究のテーマとして、現地で走行車両の速度調査を行います。
ゾーン30プラスの概要
ゾーン30とは、生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を定めて最高速度時速30キロメートルの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制などを図る生活道路対策です。ゾーン30プラスでは、区域規制のほか、交通実態に応じて区域内における大型通行禁止、一方通行などの各種交通規制を実施するとともに、ハンプやスムーズ横断歩道などの物理的デバイスを適切に組み合わせて交通安全の向上を図るものです。
実施した交通安全対策
区域内の速度規制(最高速度時速30キロメートル)のほか、ハンプや狭さくなどの物理的デバイスを設置し、通行車両の速度抑制対策や、通り抜け車両の進入抑制対策を行いました。
豊田工業高等専門学校の現地調査の概要
整備効果を検証するため、豊田工業高等専門学校の学生が卒業研究のテーマとして、現地で走行車両の速度調査を行います。市は、学生の調査結果を踏まえて、追加対策の必要性などを検討します。
- 調査日時
- 10月26日(木曜) 午前7時~午前9時
※雨天の場合 11月9日(木曜) 午前7時~午前9時 - 実施場所
-
大府市北山町3丁目地内(北山小学校付近)※調査場所は別紙地図を参照
- 調査内容
- エリア内を走行する自動車の速度計測(スピードガン、ビデオカメラを使用)
- 調査者
- 豊田工業高等専門学校環境都市工学科山岡俊一教授の研究室に所属する学生
プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。
このページに関するお問い合わせ
都市整備部 道路整備課
電話:0562-45-6231
ファクス:0562-47-3347
都市整備部 道路整備課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。