ヤングケアラーをマンガで紹介 第2弾!市独自のヤングケアラー支援アンケート結果も公開します!
2024年(令和6年)4月10日発表のプレスリリースです。
大府市は、ヤングケアラーの当事者と成り得るこどもたちに、ヤングケアラーについて知ってもらうため、身近な事例を取り上げたマンガ冊子を令和6年4月11日(木曜)に市公式ウェブサイトで公開します。
市は、令和4年11月から愛知県が実施するヤングケアラー支援モデル事業の委託を受け、ヤングケアラーに関するさまざまな事業を展開しています。令和4年度に引き続き取り組んだマンガ冊子の製作のほか、市独自のアンケート調査結果も同日に市公式ウェブサイトに公開します。このアンケートは、昨年10~12月にかけ、市内のヤングケアラーの実態を調査するとともに、ヤングケアラーについての認知度の向上を図るため、市内の小学5年生、中学2年生、高校2年生と小・中学校、高校の教員(管理的立場を除く)を対象に実施したものです。
ヤングケアラーマンガ冊子の公開概要
- 公開日
- 令和6年4月11日(木曜)~
- 公開場所
- 市公式ウェブサイト
- 主な内容
-
- ヤングケアラーの実例として、精神的に不安定な母を支え、家事やアルバイトに追われる高校生を主人公としている。サロンに参加し、ピアサポーターなど将来について語れる仲間と出会い、一歩踏み出す様子をマンガで紹介している。
- LINE相談などの相談先を記載
大府市ヤングケアラー支援アンケートの公開の概要
市内のヤングケアラーの実態を調査するとともに、ヤングケアラーに対する認識を高めることを目的に、昨年度に引き続きアンケートを実施し、その結果を市公式ウェブサイトで公開します。
- 公開日
- 令和6年4月11日(木曜)~
- 公開場所
- 市公式ウェブサイト
- 対象
- 市内の小学5年生、中学2年生、高校2年生、小・中学校・高校の教員
- 回答数
- 小学5年生 786人、中学2年生 778人、高校2年生 449人
小・中学校・高校の教員 421人 - 実施期間
- 令和5年10月~12月中
- 主なアンケート結果
- 小・中・高校生向けアンケート
- 『現在家族の中にお世話をする必要のある人のうち、自身がお世話をしているこども』は、小学5年生では33件(対全体比4.2%)、中学2年生では12件(対全体比1.5%)、高校2年生では9件(対全体比2.0%)でした。
- お世話の対象では、すべての学年で、年下のきょうだいが高くなっていますが、「母親」「祖母」「兄・姉」「父親」といった他の家族も対象としてお世話をしている状況がうかがえました。
- 学校教職員向けアンケート調査の結果では、ヤングケアラーの疑いのあるこどもの有無は小学校では「いる」が19.2%、中学校では「いる」が34.6%、高等学校では「いる」が70.8%となっており、学年が上がるにつれて、ヤングケアラーと思われるこどもを教職員が認識している割合が高くなる傾向にあります。
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