令和7年度健やか親子21内閣府特命大臣表彰(健やか親子表彰) 「自治体部門 優秀賞」を受賞! -『10カ月児食べる機能健診』」の取り組みが評価されました-

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ページ番号1037466  更新日 2025年11月28日

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2025年11月28日発表のプレスリリースです。

 大府市は、「生後10カ月児を対象とした『10カ月児食べる機能健診』」の取り組みが、こども家庭庁主催の「令和7年度健やか親子21内閣府特命大臣表彰(健やか親子表彰)」で全国唯一となる「自治体部門 優秀賞」を受賞しました。乳児期の口腔機能に焦点を当て、歯科衛生士をはじめ、保健師や管理栄養士など多職種が連携した取り組みである点が高く評価されました。11月28日には、表彰式に岡村市長が出席し、表彰状を受け取りました。

健診などの様子

令和7年度健やか親子21内閣府特命大臣表彰(健やか親子表彰)の概要

主催
こども家庭庁
表彰式
日時:2025年11月28日
場所:こども家庭庁(東京都千代田区)
表彰部門
自治体部門 優秀賞
表彰概要
国の「成育医療等基本方針」に基づき実施される、健やか親子21の国民運動の一環で、成育過程にある者の心身の健やかな成育並びに妊産婦の健康の保持及び増進に寄与する取り組みを推進している個人・団体・自治体・企業を表彰するもの。取り組みの独自性や先進性、地域や関係機関との連携、多職種協働の工夫、成果の普及可能性などが評価の対象となる。

10カ月児食べる機能健診の概要

大府市では、2023年度から、生後10カ月の乳児を対象にした 「10カ月児食べる機能健診」 を実施しています。この健診は、乳児期における「食べる機能(咀嚼(そしゃく)・嚥下)」の発達を早期に確認し、適切な支援につなげることを目的としています
健診では、以下の内容を総合的に行います。

  • 計測(身長・体重など)
  • 口腔健診・離乳食指導(歯科医師の診察、歯科衛生士による口腔観察)
  • 座談会(手づかみ食べなど食行動の学び)
  • 個別相談(発育・食べ方・育児など)

これらを通して、乳児の口腔機能や発育状況に応じた離乳食の進め方を丁寧に伝え、正しく咀嚼し嚥下できる力を育てることを重視しています。必要な情報提供や専門職による支援によって、顎や口周りの健全な発達を促し、将来の豊かな食生活を支える基盤づくりを行っています。
 

審査員からの評価点

 審査員からは、「全国的にも珍しい10カ月児の食べる機能に着目した健診であり、受診率の高さからもニーズを的確に捉えている」と高く評価する声が寄せられています。また、「多職種連携のもと独自の健診を進め、意識啓発や課題分析を行う姿勢は、口腔機能発達支援が普及途上にある中で極めて先進的」との指摘があり、「PDCAに基づく改善点の整理やフォロー体制の検討など、事業の発展性も大いに期待できる」とのコメントをいただきました。

12月4・11・18日(木曜)(午前9時15分頃)、10カ月児食べる機能健診の様子をご取材いただけます。
希望する場合は、各開催日の2日前までに大府市健康増進課(0562-47-8000)へご連絡ください。取材当日は、保健センター(大府市江端町4-2)までお越しください。

このページに関するお問い合わせ

健康未来部 健康増進課(保健センター内)
保健センター 電話:0562-47-8000
こども家庭センター 電話:0562-57-0219
ファクス:0562-48-6667
保健センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

こども家庭センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。