木造毘沙門天立像(円通寺)
木造毘沙門天立像(もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)
円通寺の本尊である馬頭観世音菩薩の脇侍として安置されています。ヒノキ材の寄木造で彩色はほとんど剥落していますが、胡粉地が多少残存しています。足元の邪鬼を踏みつけながら右手に宝槍、左手に多宝塔を持つのは多聞天の一般的な型で、面相の力強さは鎌倉時代の特徴をよく表しています。昭和51(1976)年から昭和52(1977)にかけて解体修理をしています。仏像は鎌倉時代のものですが、台座は江戸時代に作られました。(彫刻)
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