吉川獅子屋形(吉川獅子屋形保存会)
吉川獅子屋形(よしかわししやかた)
獅子頭を安置した屋形を太鼓とともに台上に載せて数人で担ぎ、祭礼時に村内をまわる「獅子屋形」と呼ばれるもので、長持には天保7(1836)年の墨書が残っています。江戸時代につくられた獅子屋形は、市内に残る唯一の例です。尾張地域で多く見られる形式で、地域的な広がりを伝える貴重な事例であると同時に、漆塗り・金箔押しの施された二層屋根の豪華なつくりが特徴的です。吉川獅子屋形は、吉川熊野神社で4月第1日曜日に行われる祭礼に奉納されます。(吉川獅子屋形保存会蔵)(有形民俗文化財)
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