米田の常夜燈
米田の常夜燈(こめだのじょうやとう)
所在地:大府市米田町
建立年代:嘉永5(1852)年(江戸時代後期)
高さ:208センチメートル
米田の常夜燈は、常夜燈の笠の下に火袋をもち、明かりがつけられる構造となっています。
本体は布積(布積とは、石の積み方のこと。いくつかの細長い石を使って下にある石に均等に重量がかかるように、互い違いに石を配置し、下から順に積み上げていく。石垣の積み方は、横目地をまっすぐにして積み重ねていく「整層積」と、石のへこんだ部分に出っ張った部分を落としかけていく「乱層積」があるが、布積は前者に含まれる)に近い基壇石組であり、「永代常夜燈 秋葉山 村中安全」と刻まれています。保存状態が良好であり、江戸時代に半月村への枝村として独立した村落的機能を持っていた地域である米田の歴史を考える上で重要な石造物であると言えます。
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