三山道中記 附 巡拝塔(文政六年)

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ページ番号1038841  更新日 2026年4月17日

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三山道中記 附 巡拝塔(文政六年) 
(さんざんどうちゅうき つけたり じゅんぱいとう ぶんせいろくねん)

 

  「三山道中記」は2013年に作者・平七の子孫である深谷秀和氏から大府市へ寄贈されました。本資料は江戸時代後期に尾張地域を中心に多くの記録が多く残る「三禅定」の旅を記したものです。「三禅定」とは、日本三霊山と呼ばれる白山・立山・富士山を巡り、登拝する巡礼の旅のことです。著名な京都の文化人・池大雅(いけのたいが)も三禅定を行い、その記録を残しています。

 今回指定する「三山道中記」は記録を残した平七をはじめ大苻村の村人13人による三禅定の旅の記録です。三禅定関係資料の中でも最長となる51日間の行程が記されており、研究上たびたび取り上げられる重要資料の一つです。平七ら大苻村の人々の旅は三山を巡る修行の旅だけではなく、江戸・日光・鎌倉などを訪れる観光的要素も含んでいる点が特徴です。

 また、13人が無事の帰着を記念して建立したと考えられる巡拝塔(じゅんぱいとう)が桃山公園に現存しており、古文書と石碑が共に残っている例は非常に貴重であるため、「三山道中記」とあわせて文化財に指定します。

 近年では、富山県[立山博物館]や安城市歴史博物館の企画展などで展示されました。大府市においても、2026年度秋頃に本資料をクローズアップした特別展の開催を予定しています。(歴史資料)
 

三山道中記

巡拝塔

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