7.桟敷貝塚
遺跡の種類 | 貝塚 |
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時代 |
縄文晩期 古墳時代 古代 |
所在地 | 大府市朝日町五丁目地内 |
調査理由 | 分布調査 宅地造成 |
調査期間 | 昭和37年、昭和56年 平成31年 |
調査面積 | 記録なし(昭和37年、56年) 93.2平方メートル(平成31年) |
調査主体 | 個人・大府市歴史民俗資料館 |
資料保管 | 大府市歴史民俗資料館 |
報告書等 | 「大府市誌」考古編(平成3年3月20日発行)桟敷貝塚(令和2年3月31日) |
本遺跡は、大府市街が形成されている台地が沖積地に向かって舌状に延びた、標高10メートルの南縁辺に立地する。前面の沖積地には住友重機械工業株式会社があり、その先に境川、石ケ瀬川が南流している。遺跡の西側約100メートルには熱田神社がある。
すでに大正14年にはここで貝層が確認され、その後昭和37年には建設工事で削平した土の中に土器と貝層があるのを地元研究者が発見し採集した。この時採集された遺物は市歴史民俗資料館に寄贈された。また昭和56年には「大府市誌」の資料収集で、現地踏査で付近の畑にも貝層が確認されている。
遺物は縄文土器や石器で、そのうち縄文土器は29点あり、資料館にて保管している。土器は、深鉢と壺である。石器は石鏃で、貝類はマガキやハマグリなど食用のものである。
平成31年には、宅地造成に伴う発掘調査が実施され、古墳時代初頭と古代の竪穴住居、戦国時代の溝が検出された。遺物は古式土師器、須恵器、灰釉陶器、山茶碗、天目茶碗、擂鉢、縄文土器、黒曜石剥片が出土した。
遺跡番号:44006
※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。
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