28.高根山C古窯群
遺跡の種類 | 窯業 |
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時代 | 10世紀前半 |
所在地 | 大府市北崎町六丁目地内 |
調査理由 | 試掘調査 |
調査期間 | 平成14年3月 |
調査面積 | 20平方メートル |
調査主体 | 大府市教育委員会 |
資料保管 | 大府市歴史民俗資料館 |
報告書等 | なし |
本遺跡は、南西に傾斜した畑の中腹に存在する。調査はトレンチ(約1メートル幅の試掘坑)を3カ所掘り、遺構の位置と場所を確認する方法で行った。確認できた遺構は窯体1基と灰原1カ所である。窯本体はごく一部を発見したのみなので、どの程度現存するかは不明だが、灰原はかなりの広がりがあり、面積から判断して、窯体が複数存在すると思われる。この遺跡は、10世紀前半の灰釉陶器(良質な土を使い、草木の灰を釉薬としたもので、器の厚さは薄い)と呼ばれる焼き物を焼いた窯で、市内では数少ない貴重な遺跡である。
遺跡番号:44134
※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。
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