28.高根山C古窯群

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ページ番号1007319  更新日 2018年10月25日

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遺跡の概要
 遺跡の種類  窯業
 時代  10世紀前半
 所在地  大府市北崎町六丁目地内
 調査理由    試掘調査
 調査期間  平成14年3月
 調査面積  20平方メートル
 調査主体   大府市教育委員会
 資料保管  大府市歴史民俗資料館
 報告書等  なし

高根山C古窯

 本遺跡は、南西に傾斜した畑の中腹に存在する。調査はトレンチ(約1メートル幅の試掘坑)を3カ所掘り、遺構の位置と場所を確認する方法で行った。確認できた遺構は窯体1基と灰原1カ所である。窯本体はごく一部を発見したのみなので、どの程度現存するかは不明だが、灰原はかなりの広がりがあり、面積から判断して、窯体が複数存在すると思われる。この遺跡は、10世紀前半の灰釉陶器(良質な土を使い、草木の灰を釉薬としたもので、器の厚さは薄い)と呼ばれる焼き物を焼いた窯で、市内では数少ない貴重な遺跡である。

遺跡番号:44134

※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。

このページに関するお問い合わせ

歴史民俗資料館
電話:0562-48-1809
ファクス:0562-44-0033
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