30.深廻間C古窯跡群
遺跡の種類 | 窯業 |
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時代 | 古代末から中世 |
所在地 | 大府市柊山町地内 |
調査理由 | 区画整理 |
調査期間 | 平成9年11月4日から平成10年1月24日 |
調査面積 | 800平方メートル |
調査主体 | 大府市教育委員会 |
資料保管 | 大府市歴史民俗資料館 |
報告書等 | 「深廻間C古窯跡群」(平成20年3月31日発行) |
本遺跡は、市道東浦共和線に隣接しており、西へ約100メートル程入った北東方向の傾斜地で標高25から30メートルのところに位置し調査前は雑木林であった。土地区画整理の造成工事のさなかに発見された遺跡である。
平成15年5月に発掘調査が実施され、窯体2基、灰原1カ所が検出された。窯の残存状況は良くなかった。遺物は窯跡の焼成品で山茶碗の碗類が726点、皿類が312点、鉢1点であった。年代観としては12世紀後半から13世紀前半頃と考えられる。
炭化材樹種の分析も行いコナラ節・クヌギ節・マツ属複維管束亜属・ツツジ科の4分群を確認した。この傾向は市内他の窯業遺跡で比較すると深廻間A古窯群・深廻間B古窯群や神明古窯群と類似することがわかった。
遺跡番号:44167
※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。
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