30.深廻間C古窯跡群

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ページ番号1007320  更新日 2018年10月25日

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遺跡の概要
 遺跡の種類  窯業
 時代   古代末から中世
 所在地  大府市柊山町地内
 調査理由  区画整理
 調査期間  平成9年11月4日から平成10年1月24日
 調査面積  800平方メートル
 調査主体  大府市教育委員会
 資料保管   大府市歴史民俗資料館
 報告書等  「深廻間C古窯跡群」(平成20年3月31日発行)

深廻間C古窯跡群1号窯

 本遺跡は、市道東浦共和線に隣接しており、西へ約100メートル程入った北東方向の傾斜地で標高25から30メートルのところに位置し調査前は雑木林であった。土地区画整理の造成工事のさなかに発見された遺跡である。
 平成15年5月に発掘調査が実施され、窯体2基、灰原1カ所が検出された。窯の残存状況は良くなかった。遺物は窯跡の焼成品で山茶碗の碗類が726点、皿類が312点、鉢1点であった。年代観としては12世紀後半から13世紀前半頃と考えられる。

 炭化材樹種の分析も行いコナラ節・クヌギ節・マツ属複維管束亜属・ツツジ科の4分群を確認した。この傾向は市内他の窯業遺跡で比較すると深廻間A古窯群・深廻間B古窯群や神明古窯群と類似することがわかった。

遺跡番号:44167

※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。

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歴史民俗資料館
電話:0562-48-1809
ファクス:0562-44-0033
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