11.ガンジ山A古窯群
遺跡の種類 | 窯業 |
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時代 | 中世 |
所在地 | 大府市桃山町三丁目地内 |
調査理由 | 区画整理 |
調査期間 | 平成9年4月14日から7月6日 |
調査面積 | 800平方メートル(3基) |
調査主体 | 大府市教育委員会 |
資料保管 | 大府市歴史民俗資料館 |
報告書等 | 「ガンジ山A古窯跡群」(平成12年3月31日発行) |
本遺跡は、大府駅から北東に約1キロメートル、標高17メートル前後の丘陵地上の果樹園内に位置する。周辺は、丘陵地に営まれた住宅街に囲まれ、東側を県道が通っている。
発見が工事中だったため、窯体(窯本体のことで、焚口・燃焼室・焼成室・煙道部で構成)や灰原(焼成不良品や焼成に使用した道具・薪材の炭を破棄した場所)の遺構に一部破壊が認められたが、窯体3基をはじめピットと灰原を検出し、2号窯からは碗をうつ伏せに敷きつめた床面下施設が確認された。
遺物は灰原が削平されていたこともあり、その量は少なく、碗と皿である。窯の築造年代は12世紀末から13世紀初頭と推定される。
遺跡番号:44091
※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。
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