12.森岡第1号窯群
遺跡の種類 | 窯業 |
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時代 | 古代末期から中世 |
所在地 | 大府市森岡町上ノ山西・森岡町四丁目地内 |
調査理由 | 区画整理 |
調査期間 | 平成8年4月8日から6月7日 |
調査面積 | 350平方メートル |
調査主体 | 財団法人愛知県埋蔵文化財センター |
資料保管 | 愛知県埋蔵文化財調査センター・大府市歴史民俗資料館 |
報告書等 | 「森岡第1号窯跡群」 (平成11年8月31日発行) |
本遺跡は、市南部の丘陵地で東浦町との境界に近く、標高20メートル前後の斜面上に位置する。
窯体(窯本体のことで、焚口・燃焼室・焼成室・煙道部で構成)は検出されなかったが、2基分の前庭部(窯体の下に位置し、作業を行うための平坦な場所)及び灰原(焼成不良品や焼成に使用した道具・薪材の炭を破棄した場所)が確認された。最も厚い部分で約0.5メートルを測る灰層は一部が削平されていたが、残存部分の堆積状況から大きく2層に分かれる。なお窯体は隣接する県道の下に埋もれていると思われる。
出土遺物の大半は碗・皿であるが、それ以外では肩部にヘラガキを施した広口壺や三筋壺・鉢が認められる。いずれも12世紀中頃と思われる。
遺跡番号:44013
※遺跡番号は、県内の市町村で遺跡を管理するために付けられた固有の番号です。
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