ロート製薬、スギ薬局、名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書を締結!
令和4年3月25日発表のプレスリリースです。
大府市は、子どもの近視予防のための取り組み支援や効果的な啓発を行うことを目的として、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局および国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と、「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書を締結します。
「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書締結式の概要
- 日時
-
令和4年4月5日(火曜) 午後2時~
- 場所
- 大府市役所3階庁議室(大府市中央町5-70)
- 出席者
- ロート製薬株式会社 取締役 檜山 敦
株式会社スギ薬局 DX戦略本部本部長兼社長室長 森永 和也
国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院
医学系研究科眼科学教授 西口 康二
大府市長 岡村 秀人 ほか
大府市子どもの近視予防プロジェクトの概要
子どもの視力低下は深刻な社会課題となっています。近視になるのが早いほど、将来近視が強くなる傾向にあり(※1)、近視が強いほど将来失明につながる眼疾患のリスクが高まる(※2)とも言われています。近視の増加には遺伝要因もありますが、近年は屋外活動の減少、近業作業の増加、就寝時間の変化など環境要因の影響が大きいと言われています。なお、成長段階にある子どもの頃が最も近視が進みやすく、この時期の重点的な予防・対策が重要です。
この度大府市は、「健康都市おおぶ」の先駆的な取り組みとして、ロート製薬株式会社、株式会社スギ薬局および名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室の協力の下、「大府市子どもの近視予防プロジェクト」を立ち上げ、子どもの近視予防のための取り組み支援や効果的な啓発を行います。
今後の取り組み
- 市内在住の小学1~3年生とその保護者(100組程度)を対象として、専門的検査や講演会、SNSによる情報提供、チェックシートを用いた取り組み支援などを実施
- イベントや情報提供を通じて市民に広く啓発を実施
※1:参考文献 Chua SY, et al. Ophthalmic Physiol Opt. 2016.
※2:参考文献 Flitcroft DI. Prog Retin Eye Res. 2012.
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