大府市の道路改良工事での土壌汚染に係る報告について
令和4年1月31日発表のプレスリリースです。
大府市は、市内の道路改良工事(市道養父森岡線)で、自主的に土壌汚染等調査を実施したところ、ふっ素及びその化合物による土壌汚染が判明したため、1月31日に愛知県へ報告しました。
現在、汚染が判明した場所については、不透水シートで覆われているため、汚染土壌の飛散のおそれはありません。今後、大府市は、汚染箇所について、深度調査の結果により汚染土壌の掘削除去を行うとともに、地下水調査による地下水の汚染状況を確認します。
市内の道路改良工事(市道養父森岡線)の土壌汚染の概要
汚染判明地/大府市馬池町四丁目310番の一部 始め3筆(300平方メートル)
報告内容/次の通りです。
(1)報告年月日 令和4年1月31日(月曜)
(2)調査実施期間 令和3年8月12日(木曜)から令和4年1月28日(金曜)まで
(3)調査項目 ア 土壌溶出量 第二種特定有害物質(重金属等)1物質
イ 土壌含有量 第二種特定有害物質(重金属等)1物質
(4)調査結果(土壌汚染等対策基準は、参考資料を参照)
ア 土壌溶出量
48区画で調査した結果、3区画において、ふっ素及びその化合物が、次表の通り、県民の生活環境の保全等に関する条例(以下「条例」という)に規定する土壌溶出量基準を超過しました。
特定有害物質名 | 測定結果最大値 | 土壌溶出量基準 | 基準超過土壌検出深度 | 基準超過区画数 /調査区画数 |
---|---|---|---|---|
ふっ素及び その化合物 |
0.9mg/L (1.1倍)注 |
0.8mg/L 以下 |
0~0.5m | 3/48 |
注:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。
イ 土壌含有量 条例に規定する土壌含有量基準に全て適合していました。
(5)土壌汚染の原因
ふっ素及びその化合物による土壌汚染について、当該地では工場、事業場の立地や特定有害物質の取扱履歴がないことから、人為的汚染の可能性は低いと考えられますが、汚染原因の詳細は不明です。
(6)当該地の現在の状況
汚染が判明した場所は、不透水シートで覆われているため、汚染土壌の飛散のおそれはありません。
今後の対応/汚染箇所について、深度調査を実施し、汚染土壌の掘削除去を行うとともに、地下水調査による地下水の汚染状況を確認します。
プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。
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